あなただったらどうしますか?₋親友の「腎臓移植」のドナーとなった女性

友人の肩に手をまわし、お互いに笑顔の二人の女性

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皆さんこんにちは。Pinkです。Women’s Healthの記事で、気になるものを見つけたので、紹介したいと思います。

50年来の親友に腎臓を提供した女性、「この決断に迷う余地はなかった」

以上になります。

「腎臓移植」について

ロンドン在住の女性は、「腎不全」と診断され、新しい腎臓を移植しなければ、一生透析を受け続ける必要があると告げられた50年来の親友のために、自らの腎臓を提供したとのことです。

彼女は、生きている間に腎臓を提供できることさえ知らなかったといいます。イギリスでの深刻な腎臓不足の実態を知った女性は、多くの「腎臓移植」は亡くなったドナーから提供されるものの、「生体腎移植」は全体の3分の1を占めていることを学んだそうです。

さらに、生きている人からの移植の成功率は、亡くなった人からの移植の成功率よりも高く、移植後の臓器の寿命も長いことがわかったとのことです。

参照元:(Women’s Health)50年来の親友に腎臓を提供した女性、「この決断に迷う余地はなかった」2025年4月4日

腎臓提供者をドナー、移植を受ける患者さんをレシピエントと言います。
生体腎移植とは、健康な人から2つある腎臓の1つを摘出し、それをレシピエントに移植する方法です。

引用元:(大阪大学大学病院医学系研究所 泌尿器科)生体腎ドナーとは:ドナー(腎臓を提供していただく方)の腎移植の流れ

日本では、ドナーとなる人は、6親等以内の血族、または3親等以内の姻族であることだとネットで調べて知ったので、親友からということに驚きました。また、ドナーとなる「デメリット」を考えると、自分にはその勇気がないなと思いました。

しかし、そのほかの方でも、「移植施設の倫理委員会」と「日本移植学会の倫理委員会」が認めれば、血縁でなくても臓器提供はできるそうです。

私は「生体腎移植」は無理だとしても、「臓器提供」という意味でいうと、今では常に「臓器提供意思表示カード」を携帯しています。

若いころは、亡くなったとはいえ自分の体にメスが入ることに抵抗があったのですが、今は、誰かの役に立つのであれば喜んでそうしたいという気持ちに変わりました。「ドナーが足りない」」という現実を知ったことも大きかったと思います。

水色の白衣を着て、聴診器を首にかけている男性医師

「腎臓提供」を考えた理由とは

なぜ彼女が「腎臓提供」を考えたのかというと、早産で生まれた彼女のいとこたちのために、献血をしていたお父さんの影響が少なからずあるとのことです。

彼女のお父さんは22年前に亡くなったそうなのですが、今50代になったいとこたちの姿を見るたびに、お父さんのしたことを思い出すそうです。彼女は、いとこたちに献血をしていたお父さんを尊敬していたのではないかと、私は思います。

だからこそ、親友に「多発性嚢胞腎(PKD)」を患っていると打ち明けられて、「誰か腎臓を提供してくれる人はいないか」と相談されたことを受け入れることができたのではないでしょうか。

現在イギリスでは6,000人以上が「腎臓移植」を待っている状況だそうです。

参照元:(Women’s Health)50年来の親友に腎臓を提供した女性、「この決断に迷う余地はなかった」2025年4月4日

父親に抱っこされている笑顔の女の子

最後に

私の周りにも腎臓の病気で、「透析」をしている人が何人かいるのですが、週3回・1回4時間から5時間かかり、とても大変だと聞きました。

腎臓移植」を受けることができれば、「透析」をすることもなくなると思いますが、いずれにしても「メリット」「デメリット」があり、難しい問題だと思います。

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