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こんにちは、翼祈(たすき)です。
私は糖尿病という基礎疾患を持っています。
普段の生活では感じないこともありますが、色んな制約があります。
何かは書きませんが、ずっとしたかったことを、ようやく今年ならできそうなので調べてみると、「糖尿病の人は、かなり危険信号」だと書いてありました。
以前の主治医に去年そのことを聞いた時には、「数値が安定しているから、多分大丈夫だと思いますよ」と言われていましたが、その主治医も異動して居ませんし、ようやくできると思っていたのに、もしできないとなったら、かなりショックが大きいです。
この本題では糖尿病の人の傷の治療法についての記事となります。
2024年7月1日、三洋化成工業は、治りづらい皮膚の潰瘍を治療するために、京都大学と共同開発を進めていたスポンジシート「シルクエラスチン」で、効果と安全性が確認できたと明らかにしました。
すでに販売や製造に必要な薬事承認を厚生労働省に申請していて、承認が得られれば2025年度の実用化を目標に掲げています。
今回は三洋化成工業と京都大学が開発した人工たんぱく質のシート「シルクエラスチン」について取り上げたいと思います。
三洋化成工業と京都大学が開発した、人工たんぱく質のシート「シルクエラスチン」とは?
画像引用・参考:慢性創傷の治療に人工タンパク質シルクエラスチン®の高い安全性・有効性を確認 慢性創傷を治療する革新的な治療材料として薬事承認申請へ 京都大学医学部附属病院(2024年)
三洋化成と京都大学医学部附属病院は「シルクエラスチン」と呼ばれている人工たんぱく質の治療材料が、2021年から進めてきた企業治験で良好な結果を得られました。
開発したシートには、人工たんぱく質「シルクエラスチン」が使われています。人工たんぱく質が周辺の細胞の足場の様な役割を担い、傷の治癒を助けます。シートを皮膚に覆うと体液に溶け、体温によってゲル状に変化して傷を治します。
重度の床ずれや、糖尿病の患者さんなどで血流が滞った足の皮膚にできる深い傷は細菌に感染しやすく、治療が困難だったと言いますが、こうした患者さんなどを対象とした臨床試験(治験)では、高い効果と安全性が確認されました。
参考:治りにくい皮膚の潰瘍に人工たんぱく質シート…三洋化成工業・京都大が開発、安全性と効果確認 読売新聞(2024年)
三洋化成工業は、膝の半月板損傷を対象にした臨床試験(治験)も現在進行中で、2030年度に人工たんぱく質「シルクエラスチン」による営業利益を60億円以上とする目標を掲げています。
三洋化成工業の樋口章憲社長は同日の記者会見で、
「ようやくここまで辿り着きました。これまでの医薬品とは異なるメカニズムで治療に貢献できます。『シルクエラスチン』を使用した事業は、アメリカなどにも展開して将来の中核事業として位置づけ、成長させていきたいです」
と期待を託しました。
ならないに越したことはない
糖尿病はならない方が絶対に良いです。
私は色んな医療系の記事を書いてきましたが、ほとんどが合併症になるリスクのある病気で、そのリスクが挙げられていないことはほどんどないです。
ほとんどのものに、「糖尿病はリスクがある」と書いてあります。
糖尿病は至るところに潜んでいます。先日、もう今は販売されていませんが、SNSで「以前桃の天然水をずっと飲んでいて、天然水と書いてあるから水だと思って飲み続けていたら、糖尿病になった」と、投稿されていました。
そのことを受けて、「あー確かに」と思ったことが、私も以前似た様なものを数年前まで飲んでいましたが、主治医から「あれは砂糖が入っているから、それは水ではありませんよ。飲んだらダメですよ」と言われたことがあって、それ以降全て外で飲む飲み物は、お茶に統一されました。
普通の水を飲むことに抵抗が無くなったのは、2024年に入ってからです。
傷も確かに治りにくいですね。傷が大きな痕になっています。常に敗血症のリスクもあります。
手にできて豆が破けたのも、1ヵ月以上経とうとしていますが、未だに完全には治っていません。
母からは、「多分、この部分は血管が細くて、治りにくいんじゃない?」と言われました。
人工たんぱく質「シルクエラスチン」は、私など当事者にはそれも嬉しい報告です。今は薬事承認の段階ですが、無事正式承認され、私たちでも傷の治療に使える様になって欲しいです。
noteでも書いています。よければ読んでください。
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