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こんにちは、地平線です。前回はペットボトル症候群について書かせて頂きました。
その前回を執筆中にあることを思い出したので、今回は引き続き水分補給に関する記事を書くことにします。
今回のテーマはカフェインです。コーヒーやお茶などに含まれるカフェインもまた水分補給において注意が必要というお話をさせて頂きます。
カフェインへの警鐘
暑い日が続く中、熱中症対策に水分補給は欠かせません。その中で私達家族が気をつけているのが前回取り扱ったペットボトル症候群とカフェインです。
ペットボトル症候群の予防には糖分が多い飲み物を避けることが基本です。
そうするとお茶や水などを中心に飲むことになりますが、カフェインの取り過ぎにも注意が必要となってきます。
多くの方がご存知かと思いますが、カフェインには神経を興奮させる作用があります。そして過剰に摂取してしまうと中枢神経系が過剰に刺激されめまい、心拍数の増加、興奮、不安、震え、不眠を引き起こしたり下痢や吐き気、嘔吐の症状が出る事もあります。中毒死に至ってしまった事例もあり注意が必要です。
また、人によっては高血圧の要因になったり妊娠中の方には胎児の発育への影響(低体重)につながる可能性が指摘されています。
また、水分補給にも強い利尿作用があるため不向きです。嗜好品として楽しむにとどめましょう。
どのくらいまで飲んでいいの?
この表を見た上でどのくらい摂取して良いかの目安についてですが、個人差が大きいことから国際的には設定されておらず、国内でも同様に設定されていません。
しかし、リスクが懸念される妊娠中の方や授乳中の方の場合、WHOでは1日あたりコーヒーはマグカップ3~4杯分までにするべきとしており、英国食品基準庁はより厳しく妊娠中の場合カフェイン摂取量を200mg(コーヒーをマグカップ約2杯)までにするべきとしています。
カナダ保健省は健康な成人の場合で400mgという基準としています。これらの基準をもとに考えると健康な成人でもコーヒーを500ml飲んだら一日の摂取目安の75%を飲んだことになります。エナジードリンクなどは商品にもよりますが複数本飲むのは避けたほうが良さそうです。また、先ほど書いた通り個人差が大きくカフェインに敏感な方や妊娠中や授乳中の方、子どもはより一層の注意が必要です。
暑い夏、適切な水分補給を
まとめると、あくまでコーヒーやジュースは味を楽しむだけにとどめ、カフェインや糖分などを摂りすぎないようにしましょう。基本的には水がおすすめのようですが麦茶も向いているとのことでした。私も普段は麦茶を飲んでいます。スポーツドリンクは運動後など汗をかいた時、適切に利用しましょう。
最後になりますが、水分と同時に塩分を摂ることもお忘れなく。
気をつけることがたくさんありますがこれから暑くなってゆく中、適切な水分補給と塩分補給で健康に過ごしましょう。
この記事が皆様のお役に立つことを願っています。今回はこの辺りで筆を置かせて頂きます。
また次の記事でお会いしましょう。地平線でした。
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