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こんにちは、地平線です。連日暑い日々が続いておりますがいかがお過ごしでしょうか。これからの時期、熱中症に気を付ける必要がありますね。熱中症対策には水分を摂ることが重要とされていますが、摂り方にも注意が必要であるというお話を今回はしたいと思います。
ペットボトル症候群の危険性
ペットボトル症候群をご存知でしょうか。正式名称は清涼飲料水・ケトーシスと言います。症状としては急性の糖尿病で倦怠感やイライラ感、喉の渇き、多尿から始まり、重症化すると意識障害を引き起こし最悪の場合死に至る恐れもあります。
原因は清涼飲料水やスポーツドリンクに含まれる糖分の摂りすぎです。ペットボトルで飲むことが多いことからペットボトル症候群と呼ばれますが、清涼飲料水やスポーツドリンクなどの糖分が含まれた飲み物であれば紙パックや缶などでも発症します。
初期症状である喉の渇きからさらに糖分が含まれた飲み物を飲んでしまう悪循環に陥る場合があることも注意が必要です。
対策
基本的な対策として糖分が含まれる飲み物は飲む量に気を付ける事が重要です。
名古屋市衛生研究所によると人が1日に摂取する糖分の目安は20~40gです。一般的なスポーツドリンクは500mlで約25gとされ2本飲むと過剰になってしまいます。塩分なども考えるとスポーツドリンクは運動後など、汗を大量にかいた後に飲むのがおすすめです。
ちなみに成分表示では炭水化物が糖分と食物繊維の合計であり、多くの清涼飲料水では糖分にあたるので参考にすると良いそうです。
このことに気を付けて基本的にはお茶やミネラルウォーターといった糖分の少ない飲料で水分を摂ることが重要になってきます。さらに、次回取り扱う予定のカフェインまで考慮すると水が一番良いとされ、麦茶なども候補に入ってきます。こうした水や麦茶などと適度な塩分補給が熱中症対策として有効です。
また、暑さや運動とは別で喉が異常に乾くことと尿の量が増えているという二点が当てはまる場合はペットボトル症候群が疑われる為、医療機関を受診することが推奨されています。
これからの季節に向けて
これからより一層暑くなってゆくことが予想されます。熱中症対策は必須で塩分補給と水分補給はとても大切ですが、ペットボトル症候群にも注意が必要というお話を紹介させて頂きました。皆さんもお気を付け頂ければと思います。
でも、ジュースが美味しい時期でもあるので適度に楽しんでいきたいですね。
今回の記事はここまでとさせて頂きます。次の記事ではカフェインを扱いたいと考えて準備をしておりますのでまたお付き合い頂ければと思います。地平線でした。
参考文献
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