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こんにちは、どうも、ゆたです。
私が幼稚園に通っていた頃、家庭は金銭的に全く余裕がなく、車を買うことができなかったので、母の交通手段は自転車でした。
体がとても大きな私を後ろに乗せて、一生懸命に自転車を漕ぐ母の姿は今でも目に焼き付いています。
姉が自転車に乗り始める頃、私も我儘を言って自転車の練習を始めました。
記憶が定かではないですが、まだ、かなり幼かったと思います。
なので、あり得ないほど転けていたことを覚えています。
ただ、練習の甲斐あってか、小学生の頃には自転車を漕ぎまくっていました。
日差しが照りつける夏。
半袖短パンで田舎道を走り回った記憶は今でも鮮明に記憶していて、まるで異世界を冒険しているかのようにワクワクしていました。
自転車に乗れるようになる、というのは私の人生においても大きな意味がありました。
今回はご紹介する企業様はどんな人にも自転車に乗ることを諦めてほしくないという思いを胸に日々、自転車を製造している町工場です。
足立ブランド認定企業「堀田製作所」
今回、紹介します「堀田製作所」は足立ブランド認定企業です。
足立ブランドは2千を越える町工場がある足立区で、優れた製品、技術を持つ事業所を広く認定し区内外へPR活動していく取り組みです。
詳しくは公式HPがありますので下記のURLからご確認下さい!
参考:足立ブランド 公式HP
堀田製作所ももちろん、足立区にあるのですが、この町工場が何をしているかと言いますと、なんと、オーダーメイドの自転車を製造と販売を手掛けているんです。
「え、でも、自転車って、別にオーダーメイドする必要なくない?」
と思っている方もいるかも知れません。
ただ、ここのオーダーメイド自転車は一味違うんですよ!
堀田製作所が作っている自転車は色んな障がいを抱えた人が自転車に乗れるようにするためのオーダーメイドなんです!!
引用:「障がいがあっても自転車に乗ることを諦めてほしくない」一人一人の身体に合わせたオーダーメイドの自転車で、障がい者や高齢者の自立をサポート。46年で2700台の自転車を製造してきた町工場の取り組みとは。
上記の写真をご覧ください!
少しだけ不思議な形に見える自転車ですが、これは足に障がいがある方でも操作できるよう、踏み込み式のペダルを採用していて、強く踏み込まなくて乗ることができます。
堀田製作所は1979年の創業以来、さまざまな障がいを持った方々、一人一人と向き合い、自転車を作り続けています。
2007年には障がいを持つ方の生活行動の拡大に貢献したことを評価されて、吉川英治文化賞を受賞しています。
また、代表の堀田健一さんを主人公した書籍『風を切って走りたい!夢をかなえるバリアフリー自転車』が出版されるなど、その活動が評価されています。
堀田製作所は堀田夫妻が二人で営む小さな町工場です。
堀田さんは熱い思いがあって、40年以上この事業を続けています。
「障がいがあることで、自転車に乗ることを諦めてしまう方もいらっしゃると思います。でも、その方に合った自転車をお作りすることで、自転車に乗って生活をするという夢は叶えることができます。そのお手伝いを続けていきたいのです」
今まで開発した自転車。
今まで開発された自転車は細部までオリジナルで設計しています。
どれもが安定を重視し、二輪ではなく三輪の自転車です。
回転式三輪、踏込式三輪、踏込式ミニ三輪など工夫を凝らした画期的な自転車ばかりです。
興味がある方は是非、下記のURLから見て見てください!
「障がいがあっても自転車に乗ることを諦めてほしくない」一人一人の身体に合わせたオーダーメイドの自転車で、障がい者や高齢者の自立をサポート。46年で2700台の自転車を製造してきた町工場の取り組みとは。
公式サイト:堀田製作所
終わりに。
私にとって自転車に乗っていたあの頃の記憶は色褪せない素晴らしいものだと思います。
当時はただの便利なものと思っていましたが、ああやって、風を切ってどこまでも走って行けた経験はかけがえの無い宝物です。
障がいがあろうとなかろうと、自転車に乗れるチャンスがあって欲しい、と私自身思いましたし、堀田さんのこれまでの活動に感動と感銘を受けました。
そしてこれからも元気でオリジナリティ溢れる自転車を作り続けて欲しいなと思います。
もし、周りに自転車に乗ることを諦めている人がいたら、堀田製作所に一度連絡してみてはいかがでしょうか?
堀田製作所:堀田製作所
会社名:堀田製作所
住 所:東京都足立区西新井1-25-3
電話番号:03-3890-8666
代表者:堀田健一
事業内容:特殊自転車製造・販売
以上、お相手はゆたでした。
また次回の記事でお会いしましょう。
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