この記事は約 4 分で読むことができます。
続く物価高
現在、物価高が続いています。そのなかで食費を削ろうと安いスーパーで買ったり、食材の無駄を減らす工夫をしている家庭も多いのではないでしょうか?
原材料の高騰で食料品の値上げが起き、家庭でも出費を減らそうと苦慮しています。
フードバンクでも企業からの寄付が減ったり家庭からの寄付が減っているそうです。
給食がない夏休みを前にフードバンクでは寄付を呼び掛けています。
また、電気代も上がっているので、猛暑が予想される夏休みのエアコンの電気代も気になります。どこか子どもたちが日中集まれるクーリングシェルターが必要です。
そもそも、フードバンクとは、様々な理由でお店に出せなくなった商品やまだ食べられる食品や、農家から出る規格外の野菜などを寄付してその食べものを困窮者に届ける活動です。
しかし現状は、企業は商品の値上げで消費の落ち込みを見越して生産数を減らしているので余剰在庫が生まれにくく、家庭でも食費を削ろうという動きも、冷蔵庫にあるもので調理をという観点から寄付が生まれにくい状態です。
地域にある、こども食堂も物価高で厳しい運営を余儀なくされています。
そんな中、私たちができることは何でしょうか?
夏休み前はお中元シーズンでもあります。
いただいたお中元の量が多かったりした場合、寄付できるのならばしていただきたいです。
国、政府、自治体には給付金または食べ物の現物支給をひとり親世帯や厳しい環境に置かれている家庭に行う為に、夏休み前にアクションを起こしてほしいです。
またこういった流れもあります。子ども食堂で常連のお客さんがお店に来た子どもに無料で食べれるようにと大人が先に子どもたちの食事代を払うシステムが、「子ども食堂げんきカレー」で発案されここ数年で全国に広まっています。
チケットには購入した大人からメッセージが書いてあり、チケットを利用した子どもから感謝の言葉が書いてありほっこりするようなやり取りが見えます。
このチケットをみらいチケットと呼んでいるみたいです。
仕組みを考えた、齊藤樹さんは以下の様に語っています。
地域でその町に住んでいる子に食事をプレゼントするというのがすごくいい取り組みだと思いました。
チケットを購入したお客さんは、それをホワイトボードに貼り、メッセージを書き込めます。次の来店時に自分のチケットがなくなっていると、「誰かの役に立ててうれしい」と笑顔で話してくれます。200円のチケットが子どもたちの未来に役立っているという実感や、食事をしている子どもたちの様子を目にしますから、その距離感が共感を呼んだのだと思います。
引用元:【子ども食堂「げんきカレー」店長・齊藤樹さん】どの子も元気で健やかに――皆をつなぐ「みらいチケット」 | 佼成新聞デジタル (kosei-shuppan.co.jp)
最後に
今回はフードバンクの厳しい現状と子ども食堂での取り組みについて書きました。ここからは自分の考えですがフードロスの観点からみればロスがなくなっていいのかもしれんません。しかし、支援が欲しい人には継続して支援をしてほしいなと思います。夏休みまで時間はあまりないですが支援策をいろいろな立場の方に考えてほしいです。
参照元:物価高騰 ひとり親世帯支援のフードバンク利用者急増で需給バランス崩壊も“十分な支援困難に” | NHK
物価高で食材高騰 子ども食堂は厳しい運営 栃木 鹿沼|NHK 栃木県のニュース
『ミートボールを盗んだ男の子」警察官が感じた貧困の現状 子ども救う“みらいチケット”とは | 沖縄のニュース|RBC 琉球放送 (tbs.co.jp)
→HOME
コメントを残す