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こんにちは、改めましてM. Jです。
今回は、性格を変えるキッカケになった出来事について記事を書いていこうと思います。
「性格を変えること」について、難しいと考える人がほとんどかもしれません。
確かに、性格を変えることは容易ではありません。
生まれ持っているものや生育環境はかなり大きいです。
精神障がいや発達障がいがある場合、障がい特性のため難しい部分もあるかもしれません。
しかし、強い意志を持てば必ずしもできないことではないと思います。
今回はそんな自分が性格を変えるキッカケになったなった東大式エゴグラムについてや、性格を変えていく方法について以下の項目に沿って記事にしていきたいと思います。
- 東大式エゴグラム(TEG)とは
- 東大式エゴグラムでわかる性格
- 東大式エゴグラムの目的・これでわかること
- 東大式エゴグラムをやってみた
- 東大式エゴグラムによる性格の変化
- なりたい性格に変化してよかったこと
- 追加事項 テストを受けてみよう!
東大式エゴグラム(TEG)とは
東大式エゴグラムは、質問紙法の性格検査です。アメリカの精神科医バーンが提唱した交流分析をもとに、東京大学医学部心療内科TEG研究会が開発しました。
エゴグラムは、バーンの弟子であるデュセイが考案した性格検査で東大式エゴグラムはその1つです。
交流分析→人には「親(Parent)、成人(Adalt)、子ども(Child)」の3つの自我状態があり自我状態の量を分析することによって、性格傾向や行動パターンを把握する分析方法です。
検査の方法は、合計50問の質問に答えていく形式です。
「はい」「いいえ」「どちらでもない」という3種類で答えていくものです。
ありのまま、素直に、直感で応えていくことが基本です。
検査の結果は「折れ線グラフ」の形で出てきます。
医療機関で実施されることが多いです。
しかし、この検査は心理検査の中でも自分自身で行うことができる検査方法です。
医療機関だけではなく、一部の企業では入社の際、行われています。
これを基に職場での仕事の配置を決めています。
参考:Psycho Psychoー東大式エゴグラム(TEG)とは?
東大式エゴグラムでわかる性格
東大式エゴグラムの検査では、5つの自我状態を分類します。
以下は、自我状態の説明になります。
① CP(厳しい親)
正義感、道徳心、責任感、良心などを表しています。
② NP(優しい親)
優しさ、思いやり、寛容性、受容性、共感性などを表しています。
③ A(合理的な大人)
知性、理性、冷静さ、論理性、判断力などを表しています。
④ FC(自由奔放なこども)
直感力、創造性、好奇心、活気、愉快さ、表現力などを表しています。
⑤ AC(従順な子ども)
協調性、忍耐力、奥ゆかしさ、礼儀正しさなどを表しています。
上記の①〜⑤の分類による「折れ線グラフ」が結果です。
この検査は「結果の解釈がわかりやすい」ため、身近なテストと言われています。
東大式エゴグラムの目的・これでわかること
東大式エゴグラムの検査は、5つの自我状態の「どこが高いか」「どこが低いか」で性格の傾向を知ることができます。
性格の傾向や行動パターンがわかると、陥りやすい思考パターンや偏りがわかるようになります。
これによって、周囲とのコミュニケーションの取り方がわかるようになります。
①が高い→厳格、規則を遵守 ①が低い→ルーズ、おおらか
②が高い→優しい、世話好き ②が低い→冷淡
③が高い→現実的、クール ③が低い→情熱的
④が高い→創造的、気まま ④が低い→他人の評価を気にする
⑤が高い→従順、いい子ちゃん ⑤が低い→傍若無人、天真爛漫
この検査の採点結果の折れ線グラフで「どのような性格」か、「どのような行動パターン」を取るかがわかります。
また、この検査の結果によっては「どのようなことに注意すべきか」もわかるようになります。折れ線グラフの詳しい内容は、参考の資料をご覧いただけると有り難いです。
この検査結果を基に「人間関係」や「自分の考え方の特徴」を客観的に見直すことが重要です。
あまりにも折れ線グラフが極端な場合は、心の病にかかりやすいとも言われていますので、気を付けたり、改善していく必要性があります。
東大式エゴグラムをやってみた
自分が社会人になってから病院に勤めた時、職場での「人間関係」にものすごく悩んでいました。理由がわからず、苦しんでいた日々がずっとありました。
その時、本屋に立ち寄って購入した本に「東大式エゴグラム」のことが載っていました。
とても苦しい時期でしたので、ぜひ読んでみたいと思い、手に取ったことを覚えています。
この本をじっくり何度も読み返しました。
人間関係が悪化していたので「何とか切り替えたい!」と思いました。
その為に「自分が変わるしかない!」と思い、その方法を探していました。
「東大式エゴグラム」を読んで、「これだ!」「自分の性格を変えることができる」と本気で思うようになりました!
実際に「東大式エゴグラム」のテストを自分で行いました。
その時のテストの結果は「V字型」または「U字型」でした。
CP(厳しい親)の部分がかなり高く、NP(優しい親)の部分が低く、A(合理的な大人)の部分がとても低いという結果が出ました。
この「V字型」「U字型」が極端に出てしまうと、人間関係での摩擦が生じやすくなる傾向にあるとのことです。
また、この検査は結果の解釈がわかりやすいので、自分自身で検査結果を確認することが出来ました!
質問の項目を確認して、分析していくと「NP(優しい親)」の質問で「いいえ」の答えを多く出していることがわかりました。
当時、自分は医療機関に勤めていましたので「これはまずい!」と思いました。
「この悪い性格は、変えなければならない!」と強く思いました。
東大式エゴグラムによる性格の変化
医療機関の仕事をしていた自分は「どのようにすればこの仕事に適応できるのだろうか?」と考えていました。ずっと、自分自身「人間関係」に問題を抱えていたのです。
そこで、東大式エゴグラムを通して「自分の性格を変える」ことに取り組みました。
自分自身が最も重要視していたことは「NP(優しい親)」の部分を高めていくことです。
つまり、「人に優しくなること」「人の気持ちに共感すること」「人をほめること」という部分を高めていくように「意識して」行動していきました。
具体的に、自分のしている言動や行動を1日の終わりに確認していきました。
これに加えて、人のことをよく観察するようになりました。
じっくり「相手の顔の表情を見ること」や「相手の言葉の口調を気にすること」を意識して観察するようになりました。
初めは、かなり難しさを感じていました。
しかし、何度もやっていくうちに「観察をしないと気が済まない」ようになってきました。
その結果、しばらく経って東大式エゴグラムのテストをしたら「NP(優しい親)」の部分が上がっていたのです。
自分自身の「人間関係」にも変化が現れてきました。
これは、新たな発見です!とても嬉しく、感激しました!
まさしく、自分が性格を変えるキッカケとなったのは、東大式エゴグラムに出会ったからです!
なりたい性格に変化して良かったこと
東大式エゴグラムに出会う前は、周りとの「人間関係」がうまくいっていない人間だったと思います。
しかし、自分のしている言動や行動を確認して、人のことを観察するようになってから、相手とのコミュニケーションが上手くいくようになっていったのです。
前述しているように「性格を変える」ことは、とても難しいことです。
ただ「強い意志」を持つことができれば、「性格を良いほうに変える」ことができます!
自分自身をしっかり見つめて行動していけば、「なりたい性格」になれるのです!
私の場合、このようにして「性格を変える」ことが出来るようになりました。
以上、性格を変えるキッカケについてでした。
ご覧いただき、どうもありがとうございました。
追加事項 テストを受けてみよう!
記事をご覧になっている皆様も試しに「東大式エゴグラム」のテストを受けてみてください!
自分自身の性格を把握することができます!
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今回の記事は、以下の記事の一部を参考にしました。「なりたい自分」になるために自分を変えるという視点では類似していると思います。
こちらの記事もご覧になっていただけると、有り難いです。
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今後について
興味があることや、今後書いていきたい記事のテーマとして感激して入社したTANOSHIKA CREATIVE、自殺を防ぐ方法、精神科医療の課題(パート1)についてがあります。
皆さんに役立つ情報を届けていければと考えています。
今後ともよろしくお願いします!
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