この記事は約 5 分で読むことができます。
こんにちは、翼祈(たすき)です。
私は10歳の頃から、生理になっています。
今の子ども達は成長するスピードが早いことで、生理が来るのも早いと聞いていますが、私が小学生の時は相当早いものでした。
母が11歳で生理が来たといいますが、そういうのが遺伝するかは分かりませんし、私の頃は遅い人で中学生とか、高校1年生になるまでこなかった人もザラに多く、同級生から「生理の先輩」と言われていました。
生理が早かったことで、人以上に生理のことを悪戦苦闘しながら、日々学んで行きましたし、大人になるにつれ、生理の状態が変化していっても、対応していきました。
私は後数年で、生理が始まって、30年が経とうとしています。
生理が早い分、更年期障害も人より来るのが早いと思います。
色々基礎疾患があることで、「更年期障害って怖いな」って、思っています。
そんな悩みの尽きない生理についての問題は、アスリートであっても同様に大きな悩みとなっています。
特にパラ競技をする女性アスリートが、生理に関するある悩みを抱えているといいます。
その悩みとは、一体どういうものなのでしょうか?
日本パラリンピック委員会(JPC)が、障害を抱えている女性アスリート特有の課題への理解を深めたいと、各競技団体で強化を担当しているハイパフォーマンスディレクター(HPD)などを対象にしたセミナーを開催しました。
月経痛は女性アスリートのその日のパフォーマンス力に大きな影響を与えますが、パラ競技のアスリートでは、基礎疾患を抱えていることで使用できる治療薬が限定されるなどといった特有の問題を持ち合わせていました。
今回は、主に知的障害のある女性アスリートの生理の悩みに耳を傾けながら、この問題と向き合います。
知的障害の女性アスリートを担当している人から観た、その人の生理への悩みとは?

日本パラ陸上競技連盟で知的障害クラスを担当する奥松美恵子HPDは、「生理は突然やってくるので、自閉的傾向がある選手だとスケジュールの変化には適応が難しい。グループワークで、あらゆるパターンを想定して、パニックへの対処法を作っておくといいとアドバイスをもらえたのも良かった」と話した。
引用元:読売新聞 女性パラ選手特有の悩みも共有…月経痛をパラの男性強化担当者がセミナーで「体験」(2025年3月6日公開)
難しいんだろうなと感じた
私はWEBライターの仕事を始めて、文章を自分の言葉で書き始めてから、自分の意志などを示したり、話せる様になりました。
それまでの私は後ろ向きで暗く、嫌だと思っても意見も言えず、そのことで、からかわれたり、バカにされていたと思います。
いつも何かしら人に主導権を握られる人でした。
元々人と話すことは好きでしたが、かなりネガティブな話をつらつらと言う様な人間でした。
今は悩んでいることがあれば、TANOSHIKAの支援員さんにすぐに伝えたり、こうやってこの部分で吐き出したりしています。
昔は、そういうことができなかったことで、仕事の同僚に自分の悩みをぶちまけ、それで振り回したり、
『話は聞いたよ。聞いたから、俺に従え』みたいな、弱みを握られている部分も多かったと思います。
元々の性格を変えることはできませんが、今はなるべく前向きな言葉を発し、意見を言う前にはしっかり頭で考えた上で、そのことを相手に伝え、自分の感情を悪いままに、伝えることは減って来たと感じます。
今では、自分の言葉で考えて、しっかり自分の意見を言える様になった私ですが、昔の自分は、今みたいに生理が重たくなかったのもありますけど、生理で悩んでいることを人に言う人ではなかったです。
まだあの当時、生理=タブーという考え方もありました。生理が恥ずかしいと考える風潮も多かったと思います。
今生理のことを伝えるなら、実際に起きている、「PMDDが酷くて、生理前は過眠、過食、イライラが酷いです」と説明します。
そういう風にいうことも、自分の意志を話すことのできない障害者の人にとって、生理で悩んでいても、どうしたらいい?とか、どうして欲しいとか、相手に伝えることは難しいと感じています。
障害の程度によって、生理のことを言えない人もいることで、こういう支えてくれるチームスタッフがいること、日本パラリンピック委員会(JPC)が、女性パラアスリートの生理での悩みを共有するセミナーを開催することで、
その人の体調や状況などに寄り添って、本番の日、ベストコンディションで、素晴らしいパフォーマンスを試合当日に披露することができる様になるのではないでしょうか?

noteでも書いています。よければ読んでください。
コメントを残す