いびつな形、だから良い。イギリスで流行中の節約志向で広がる「ウォンキー・ショッピング」とは?

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こんにちは、どうも、ゆたです。

最近、買い物をしていると食品や生活必需品などの値段が軒並み高いですよね。

給料は上がってないのに、物価だけ上がるのは、正しく痛手です。

ですが、世界各国では日本のに比ならないほどのインフレが起こっています。

日本も加盟しているIMFの調べでは、日本のインフレ率は1%にも満たないと予想されています。ランキングで言えば世界最下位です。

他の先進国と比べても米国は7.68%、英国は7.41%、ドイツは5.46%となっています。

インフレ率が低いなら、物価が上がりにくいから、ラッキーじゃん、と思っていましたが、そうでもないようです。

参照:日本はむしろ物価高から取り残された異様な状態

今回はそれとは違うお話なので、興味がある方は上記のサイトから確認していただけるとわかりやすいかなと思います。

話はそれましたが、とにかく、世界中で物価が上昇しているのです。

そんな中、ある取り組みが注目を集めています。

「ウォンキー・ショッピング」とは?

野菜

その取り組みが「ウォンキー・ショッピング」といいます。

ウォンキーの綴りは“wonky”と書きます。意味は「不安定な」「ぐらぐらする」「曲がった」といった意味の形容詞で、どちらかといえば、ネガティブなイメージを持つ言葉です。

ですが、昨今この言葉が「完璧でない商品を販売・購入する習慣」を表すキーワードとして、イギリスの小売業者や生活者の間で広がっています。

つまり、ウォンキー・ショッピングとは「完璧な状態ではない商品を購入する」という一連の流れのことなのです。

ウォンキー・ショッピングでは野菜や果物であれば規格外が外れたもの、傷がついたものなどが売られていて、食品ロス対策などの取り組みとしても優秀ですが、もちろん、消費者にとっても利点があります。

それは、商品を安く買うことができるということです。

この取り組みは最初、大手スーパーチェーンが規格外野菜や果物を通常よりも安い値段で販売したことから始まり、今では、コーヒーやシャボン玉などあらゆる商品が売られています。

物価高な今だからこそ、消費者としては少しでも安くものを買いたいですから、お互いに利点のある、素晴らしい取り組みですね。

こんなところでも取り組みがある。

そのほかにもある有名な綺語が似たような取り組みを行っています。

それが「Amazon」です。

Amazonは「中古品限定ショップ」をロンドンにオープンしました。

Amazonは知っている方も多いかも知れませんが、オンラインショッピングができるサービスです。

インターネットを通じて商品を購入し、家にいるだけで商品を受け取れる、大変ありがたいサービスですが、たまに予想と違った商品が届いたりすることありますよね?

そんな時は返品をすると思うのですが、実はオンラインショッピングで購入された商品の2割以上が返品されているんです。

返品される商品の中にはあからさまに壊れているものもありますが、箱が少しだけ凹んでいるものだったり、商品自体には何の問題もない場合があります。

そういった商品も「不良品」として戻ってきてしまい、その場合、点検修理の工程で多くの無駄を生んでしまいます。

そんな問題を解決すべく、「返品された商品」を販売する「セカンド・チャンス・ストア」を期間限定でロンドンの街にオープンしました。

家電やゲーム、本におもちゃ、様々な商品が25〜50%オフの価格で販売されていて、ここにある全ての商品がAmazonで返品された新古および中古品です。

このような取り組みが広がれば、限られた商品を多くの人に安く提供ができるため、お互いがWINーWINな関係で取引が可能です。

私もゲームが半額で買えるなら、是非、購入したいですね笑

参考:Amazonが初の「中古品限定ショップ」をロンドンにオープン。実際の店舗の様子は?

終わりに。

世界が物価高で悩んでいる今こそ、このような取り組みは私たち消費者にとってとてもありがたい存在です。

ウォンキー・ショッピングなどの取り組みが世界各国で広がっていくことを願っています。

もし、日本でもこのような取り組みがあれば、是非、記事にしますので、その時はまた一読のほどよろしくお願いします。

今回はここまで。

以上、お相手はゆたでした。

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