綿棒での「耳かき」は気持ちいいけど、やりすぎに注意だよ!

耳かき

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こんにちは、金次郎です。

  私は補聴器装着者なので、朝起きて補聴器を装着して朝食を食べた後(装着後約1時間)とお風呂上りにと毎日最低2回は綿棒で耳の掃除をしています。後は、補聴器と内耳の皮膚が干渉して痒くなった時も綿棒で耳かきしてます。
  しかし、フジテレビで平日朝8時から放送している「とくダネ!」と言うワイドショーの6月17日(月)放送分を記録した、この記事を見て「1日最低でも2回も綿棒で耳かきしている私は、「超が付くくらいやり過ぎなんだ」と思いましたよ。
 でも、今ドラッグストアの医薬品コーナーに行くと、綿棒の100本入りパックなどが山と積んでいますから、それだけ買う人がいると言う事でしょう。
 もちろん、綿棒は「耳かき」に使う事に限った品物ではありませんけど、最近は竹やプラスチクで出来た棒状の耳かきを使う人は減り、綿棒を使う人が増えた事は事実です。

「耳かき」のやり過ぎは命の危険もあるそうです

 記事の最初の方に「今年5月、イギリスでは耳かきが原因で31歳の男性が意識不明の重体」と書いてあり、原因は「綿棒の綿の部分が耳の中に残って細菌が発生し、脳まで広がった」との事です。
 これを読んで「綿棒の綿部分が全て無くなっていたら、この男性も気が付くはずだろうから、どのくらいの綿が耳の中に残っていたら細菌感染が発生してしまうのだろう?」と思いました。
 私が耳かきをした後の綿棒を見て「おっ、こんなに耳あかが取れたか」と思う事は有っても「綿が少し無くなっているか?」なんて感じた事は一度も無いからです。
 しかし、記事に登場する耳鼻科の先生によると「ばい菌によっては、骨を溶かしてしまう事もありますし、何よりも脳に近いので脳に感染すると命に関わる可能性があります」との事。
 綿棒での耳かきで一番多いトラブルは、かき過ぎて内耳の皮膚が炎症を起こし、湿ったかさぶたにカビが発生してしまう事だそうです。また、耳あかがコルク状に固まり、耳の穴を塞いでしまう事もあるそうです。

記事に見る街中の人の声と自分の場合

 私と同世代の女性の方は、やはりお風呂上りに毎日やっていますねぇ~。
 歳を重ねると、どうしても聞こえが悪くなってしまいますから必要以上に耳掃除してしまうのでしょうね。
 次に出てくる20代の男女の「週に1回くらい」と言うのは、私がまだ補聴器を使う前に竹製の耳かきを使って耳あかを取っていた頃の感覚で、綿棒を使って耳掃除している感じですね。
 その次に出てくる30代の男性は、先生の「どれくらいの頻度で耳かきしていますか?」の質問に対して「2~3週に1回」と言っていますが、綿棒を2.3cmも入れており取れなかった耳あかが鼓膜のスグそばに溜まっているとの事。
 先生曰く「耳あかは本来、耳の入口付近に出来るけど、綿棒で耳あかを奥に押し込んでしまっています」と。
 次の2日に1回と言う40代女性は、更に深く2.5cmも綿棒を入れており内耳の皮膚が炎症を起こしている状態です。
 この結果、この先生は「5人のうち4人が耳かきし過ぎ」と判断しました。
 補聴器を付けていて機械と内耳の接触部分が痒くなるので、1日最低2回は綿棒を使って「耳
かきしている私も、たまに内耳の皮膚を傷つけて水(体液)が出だす事があり耳鼻科で処方されている軟膏を塗って治していたりしますから、そこまで深く綿棒を入れていなくても、上記の例を見ても「耳かき」し過ぎだなと感じました。
 私の先生は「あなたは、補聴器を付けているから綿棒での耳かきはするなとは言わないけど、あまりやり過ぎない様にね」と。後は「あなたは補聴器装着者だから、定期的に耳の状態を見せに来なさい」とも言われています。

正しい綿棒の使い方

 ・耳の入り口から1cm程度(綿棒の膨らんだ部分)までに入れる
   それ以上入れると、内耳の奥の方は皮膚の直ぐ裏が骨なので傷つきやすいです
 ・頻度は月に1~2回ほど
   入口に溜まった耳あかを優しく拭う感じで、ゴシゴシこすらなくても良い

 「耳あかの役割」 
  ・異物の進入を防ぐ
  ・細菌の定着や増殖に対する防衛
  ・内耳皮膚の保護および潤滑作用

終わりに 

 いくら私が補聴器装着者としても、綿棒を使っての「耳かき」をし過ぎだったかな?とこの記事を見て思いました。
 上記の様に、私もたまに内耳の皮膚を傷つけてしまいますからね。
 30代の初めから補聴器装着者になった私は、聞こえる大切さをしみじみ感じています。

参考
 ・耳あかはある程度あった方がいい!?トラブルを防ぐ正しい「耳かき」方法
   https://www.fnn.jp/posts/00046809HDK/201906171130_tokudane_HDK
 ・リンデロン軟膏
   http://www.rad-ar.or.jp/siori/print.cgi?n=567

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