介護福祉×DJ?放課後等デイサービスで開催されたDJ音楽イベントを知って思ったこと

DJをする男性のイラスト

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こんにちは、桜鳴です!

先日ニュースサイトを見ていた際に気になる記事を見つけました。

そのタイトルには「介護福祉士DJ」という見慣れない単語が。

介護福祉士DJという、全くの別世界に位置するようにも感じる二つの単語が融合していることに強い興味を持った私は、早速記事を閲覧し、その中で思ったことを記事として書いてみることにしました。

記事の内容

記事内で紹介されていたのは、静岡県富士宮市のとある放課後等デイサービス施設(以下、放デイ)を会場として「障害の有無に関わらず、子供たちに音楽を楽しむ経験をしてほしい」という思いから開催された「障害のある子供でも楽しめる」DJ音楽イベントの様子。

DJを務めたのは、介護福祉の現場で働く傍らでDJ活動をされている大滝亮輔さん。大滝さんは、「身体障害を持った友人が音楽イベントを楽しめない」という事実を目の当たりにしたことをきっかけに、福祉と音楽を掛け合わせた、障害の有無や年齢に関わらず誰もが楽しめることをコンセプトとした音楽イベントを主催しています。

イベントでは特性を持つ子供たちでも安心して楽しめるよう、映像演出の光量を通常の音楽イベントよりも抑えるなどといった工夫がされていました。

当日は放デイを利用している子供達だけでなく、周辺地域に住む障害などを持たない方々も参加しており、音に合わせてサイリウムを振ったり、飛んだり跳ねたり、DJ機材を触る体験をさせてもらっていたりと、集まった全員が思い思いにイベントを楽しんでいる様子でした。

より詳しい様子は元記事内の動画等をご覧ください↓

参照元①:TBS NEWS DIG「“介護福祉士DJ”が企画「DJが流す音楽で幸せになってくれたらそれはもう福祉」障害のある子どもたちが楽しめる音楽イベント【現場から、】」2025年6月28日(土)

大滝さんの活動について詳しく知りたい方はこちら↓

参照元②:yumexia-job.com「介護と音楽を融合させたイベント通じて、多くの人に「多様性」の重要さ伝える」

筆者が思ったこと

個人的には、このイベントはすごく良い取り組みだと思ったし、こういった取り組みがもっと広まって欲しいなと思いました。

経験はその人が見る世界を広げ、もしもその中で「楽しい」と思える何かが見つかれば、それは生きる糧となりえます。実際、私はそれらのおかげで今日まで何とか息を繋ぐことが出来ています。

しかし、元記事でも語られていたように、本当は経験してみたい事があっても、「障害があるから」などといった理由だけで最初から排除されてしまったり、諦めざるをえない人もいるのが現状です。実際に経験が出来なくては、それが自分にとって本当に楽しい事かどうかなんて分かりません。

このイベントのように、そういった環境に置かれている人であっても、一般の人に交じって様々な経験をすることができる取り組みは、参加者の世界を広げるのと同時に、「〇〇だから△△はできないよね?」というような世間一般の方が持つ偏見の解消にも繋がりうると思います。

サブカルチャーやエンタメ分野の物に限らず、誰もがたくさんの「経験」を享受し、「楽しい」を分かち合える社会になればいいなと思います。

という訳で、今回の記事はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!

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