うつ病viviの「不安で押しつぶされそうな時」

不安

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うつ病viviの「不安で押しつぶされそうな時」

 

私は「うつ病」と診断された時に「不安神経症」でもあると言われました。

そう診断されたことに不服はなく「そうだったのか病気なんだ」と「ほっ」として少し安心しました。なぜならその日まで誰も気づいてくれることもなく、ただただ神経質でわがままで、いちいち面倒くさい人と思われることが多々あったからです。

診断された時やっとこれが病気または障がいであることがわかりました。

これで救われる。これでもう大丈夫だと思っていました・・。

しかし症状は落ち着いてきてはいますが、簡単には治りません。

はじめに

最近1年くらい前に知ったことがあります。

それはHSP(ハイリー・センシティブ・パーソン:非常に感受性が強く敏感な気質を持った人)わたしはどうやらこれのようです。このHSPは病気でも障がいでもなく生まれ持った気質。つまり性格。特徴です。

その為、治療薬はないのですが、症状を改善するための方法があるそうです。それは生い立ち・性格・環境等、また体質や性格・病気や症状・思い癖、認知の偏り等を調べて、人生の引っかかりとなるものが何があるのかを洗い出して改善するための道案内をしてもらうといった方法があるそうです。

参考:マドレクリニック心療内科精神科
http://www.madreclinic.jp/pm-top/pm-symptom/pm-symptom-22/

ですが正直言って私がHSPであっても、この気質についてはこのままでいい。道案内をしてもらわなくてもいいと思っています。なぜなら話したくないことが多々あり、それらを話すことは面倒で思い出すことがとてもきついからです。(一言二言では話せないことがいくつもあり簡単に話せることではないのです)

私はHSPかもしれない。HSPだから「不安神経症」なのかもしれない。「道案内」をしてもわらはないと一向に改善できないのかもしれない。

だけど今は、それよりもこの「不安」です。

すぐに「不安」になって「押しつぶされそうになる」これをなんとかしたい。

それでは私がHSPであるらしいことを頭の片隅に置いていただいた上で、私の場合の「不安神経症」についてお話します。

不安神経症とは?

まず「不安神経症」とはどういうものでしょうか?

下記サイトを参考に抜粋して説明します。

不安障害(不安神経症・強迫性障害)というのは不安や恐怖の感情が普段とは異なって過剰に付きまとってしまい日常生活に支障をきたしてしまうことです。過度のストレスや疲れなどをきっかけとして感情のバランスが崩れてしまい、理由に不釣り合いな不安と恐怖が出続けます。

常に不安はつきまとっています。ですから私の場合、精神安定剤がかかせません。中でも大きなストレスを感じると不安で押しつぶされそうになります。その感情は「怒り」から始まり、人に対して「攻撃的」になります。そしてその後「恐怖」を感じ「不安」になります。このような感情がグルグル回り手に負えなくなります。

尚、不安神経症とは日常生活で心配事や不安を過剰に感じる病気です。

誰しも心配事や不安はあります。

しかしこの病気の場合はいつでも絶えず不安を感じるあまり日常生活に支障をきたします。ひとつでも気になる問題があれば不安でたまらなくなり勉強や仕事に集中できなくなります。

一度大きなストレスを感じると大きな不安の塊ができて何も手につかず集中できなくなります。中でも私が感じる、最も大きなストレスの元になっているのは「音」です。物音・人が出す音・人の声など。それらが一番、癇に障ります。私にとって音は感情の塊。その人のいろんな感情が頭の中でぐるぐる回ります。そうすると一気に苦しくなり、「イライラ」して「怒り」「不安で押しつぶされそう」になって「もう嫌」と「拒絶」し耐えられなくなります。

このことは、なかなかわかってはもらえないようです。ですから次はいつ聞かせられるのかと思うと、気が気でなくなり「不安」になり「拒絶」し「恐怖」すら感じます。

また、日常生活において常に「不安」が付きまといます。

「あれはあれでよかったのか?」「これはこれでいいのか?」「今のはなんだろうか?」「わからない」「怖い」「どうしようどうしよう」「どうしたらいいのかわからない」など、気になることがひとつでもあると、何も手がつきません。

参考:ひだまりこころクリニック
https://hidamarikokoro.jp/speciality/fuanshogai/

参考:EPARK 不安神経症
https://fdoc.jp/byouki-scope/disease/generalized-anxiety-disorder/

身振り手振りで

その身振り手振りで相手の感情を感じて「今の何?」となり、後になって「ちょっと待って」と「モヤモヤ」して「ムカっ」として「怒り」を感じ「攻撃的」になり、その後「不安」になります。

その不安感は毎回お腹の底から喉元まで不安の塊が湧き上がってきます。喉元で止まり口に出せない感情がお腹の底から喉元までを上がったり下がったりします。まるで火山が噴火しようとしているかのように。だけど吹き出すことができず途中で止まる。その繰り返し。

とりあえず頓服薬を飲んで落ち着こうとするけれど、そう簡単には治まりません。

その時の「今の何?」と思ったその場面が何度も何度もフラッシュバック。

一人になると涙が次から次に溢れてきて何とも言えない気分になり息苦しくなって「どうしようどうしよう」と「不安」で押しつぶされそうになります。

表情

「目は口程に物を言う」といいます。私は幼い頃から両親や他人の顔色を見ながら育ってきました。気がついたらそうしていて、相手のその目を見ていろんな感情を感じ印象がよくないと、幼い頃は不安になって、これ以上何も感じないように目をそらしていました。

でも目をそらしていたのは幼い頃だけで大人になるにつれ、気が付いたら見れるようになりました。

見ているのは目だけではなくて顔のパーツ全て、そして身振り手振りや動作。

一瞬の表情も見逃さなくなり、声の出し方や声色、これも聞き逃しません。

見なければいいのに見てしまう。聞かなければいいのに聞いてしまう。

また、ぼんやりしている時や興奮している時などは、その瞬間スルーして気がつかずにいても、後になって「あれ?」「さっきのは何?」「あれはあれだ」とその光景が何度もフラッシュバックして鮮明に思い出します。

その光景で見たあの目あの表情に「ムカッ」としてきたかと思ったら、どうしようもない「不安」に襲われて苦しくなります。

そしてだんだん強くなる「不安に押しつぶされそう」になります。

エンドレス

今日まで歩いてきた数十年の間に起きた複数の出来事をいまだに覚えています。

それらは何かをきっかけにフラッシュバックしてきて私をいつまでもいつまでも苦しめます。もう「時効でしょ」と言われるような出来事でも、私にとっては「まだ」で時効など来ない忘れられない複数の出来事。

その複数の出来事はエンドレスに繰り返され何年何十年たっても私を追い込み、そのたびに振り回されています。

このように何年何十年たっても私を追い込み私の心を乱し振り回されていることもあって、私は常にビクビクピリピリしています。だからこそ余計に「不安」を感じやすいのかもしれません。

助けて

「不安で押しつぶされそうな時」できれば助けてほしい。

だけどきっとできないと思うから諦めています。

第一私が感じたこと見たことは誰も信じてはくれないし、そもそも感覚が違うから理解されない。だから「もういい」「もうこのことは話さない」となるんです。

だけど本当は心から私が話すことを信じてくれる人がいたら助けてほしいと思っています。

でもその前に、私は簡単に人を信じることはできません。なぜなら目は口程に物を言うからです。だからどうしようもない。どうしても見てしまうから。

私に襲い掛かってくる不安感は誰も拭い去ることはできないし、「不安で押しつぶされそう」になっても誰も私を助けることなどできません。

精神安定剤

私はとにかく頓服薬を飲みます。朝昼夕の薬も勿論飲むけど、それだけでは足りません。だから飲む。たくさん飲む。すぐ飲む。四六時中飲む。飲まずにはいられない。

飲まないと死んでしまう。こんなことで死ぬわけにはいかないんです。

こんな風だから飲む量も多い。どれだけ飲むのか?

ここでは「とにかく多い」とだけ書いておきます。

精神安定剤を飲むときは「不安」を感じた時だけではありません。「イラッ」「ムカッ」としたり、なんだか「モヤモヤ」としたり自分を落ち着かせるためでもあります。

症状は落ち着いてきたとはいえ、私にとって精神安定剤は欠かせない薬。常に手の届く所に置いておかないと落ち着きません。置いていないと「不安で押しつぶされそう」になります。

おわりに

私はHSPかもしれない。HSPだからこうなのかもしれない。

「不安神経症」は不安障害に含まれているそうです。

障がいと聞くと「障がい者」のようだけど、そんなことどうでもいい。

そんなことより、この「不安」この「不安で押しつぶされそうになる」これをなんとかしなければ、いつか死んでしまう。だけど、なんともできない。考えても考えても答えはでない。ただただ精神安定剤に頼ることしか手がない。

私が心を開かない限り誰も私を救うことはできません。

だけど心を開いたところで理解してもらえるのか?(絶対無理だと思う)

だから、こう考えました。「不安で押しつぶされそうな時」は・・

壱にとりあえず深呼吸して落ち着こうとしてみる。

弐に死なない程度に薬を我慢してみる。(一応、薬に頼らないように頑張ってみる)

参に死にそうになったら無理しないでやっぱり薬を飲む。

それでも無理で、きつい時はわがままになる。

それだけのこと。

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2 件のコメント

  • 今日の記事に賛同することがありました。音と人を見る二つを抱えている私もなるべく気にしないようにしています。人間だから簡単にはいかないけど部屋の電気を豆電気で過ごしています。気休めにかなっていませんが、
    お互い乗り越えていきましょう。

    • こんにちは。ダックスフンドさん。ありがとうございます。私も豆電気だけにしてじっと静かにしている時もありますよ。こうして何時間も過ごしていると気持ちが和らいできます。そしてまた頑張ってみようって思える。お互い乗り越えていきましょう。

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    うつ病と闘うアラフィフ。おまけに、腰部脊柱管狭窄症!踏んだり蹴ったり。のんびり穏やかに毎日を送っていきたいと思ってます。