就労継続支援A型で、リモートワークを続けて思う事

リモートワーク

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私の通っている職場、『TANOSHIKA CREATIVE』では、コロナの影響で、去年の4月からリモートワークが始まりました。
以前にも、他のライターがリモートワークについて詳しく書いているのですが、自分も色々考える事があったので、今日は、私が「リモートワーク」に対して思う事を書き留めておこうと思います!
ちなみに、こちらが他のライターが書いたリモートワークに関する記事です!
とても分かりやすく、いい記事なので、是非こちらも読んでみてください!

A型事業所でリモートワークを始めた私たちの「いま」

リモートワークを続けてみてわかった、生活の変化と不調

リモートワークをしてみて思うメリット

まず、私がリモートワークをして良かったなあ、と思う事を書いていきたいと思います。

困る事が特になかった

私の場合かもしれませんが、リモートワークに入って、仕事上で、困る事はほとんどありませんでした。支援員さん達がしっかり対応してくださって、ほとんどの疑問に対して迅速に返答してくださるので、安心してリモートワークに移る事ができました。

ストレスが少し減った

好きな職場、好きな仕事、好きな仲間と言えど、病気を持っている私には毎日職場に通う事はすごくストレスフルでした。
私の病気の問題なので、TANOSHIKAのみんなが悪い訳ではないのですが、体調的にきつい部分がありました。
リモートワークを始めてみて、そういうストレスが一切なくなりました。
それは、ある意味、良かったのかなあ、と思っています。

みんなとより仲良くなった気がする

リモートワークを始めてみて、私は更にみんなと仲良くなった気がします。
離れているのに何で?と思う方もいるでしょう。
でも、これはとても実感している事です。
私たちは、主にzoomのチャットを使ってやり取りをしているのですが、こんなささやかな幸せな瞬間があります。

この画像、何だと思いますか?
これは、デザインのチャットに私が自分の作ったデザインを送った時の画像です。
下のいいねマークは、私のデザインにみんながいいねをしてくれている様子です!
このように、色々なチャットグループで誰かが何か作品を送ったり、話をしたりすると、みんながこうやって、反応してくれるんです。
いいねだけじゃなくて、たまに面白い絵文字で反応する人もいて楽しいです!
私は、そんなみんなの反応を見る時、とっても嬉しい気持ちになるし、離れていても一人じゃないんだな、と本当に思います。
私がされて嬉しいので、私もみんなのチャットには出来るだけ、みんなが喜ぶような反応をするようにしています!

zoomで新たな楽しみが増えた

zoomを使って思う事が他にもあります。
それは、みんなのアイコンが楽しいという事。
zoomでは、一人一人自分のアカウントに好きなアイコンを設定する事が出来ます。
みんな素敵なイラストや画像をアイコンにしていて、見る事がとっても楽しいです。
私は、二、三ヶ月に一回くらいアイコンを変えています。
理由は、自分も気持ちが上がるし、みんなが見ていて楽しい気持ちになるかな、と思うからです。

たまにの通所がとっても幸せ

たまに通所をするのですが、みんなに会える事がとても幸せです。
コロナ前では、感じなかった幸せです。
たまに会えるからこそ、貴重な時間なので、みんなに対してより大切に接している自分に気付きました。

混乱が減った

特性のある私は、人の言ったことを理解するのが難しい、というのがありました。
リモートワークの前は、一生懸命メモをとっていました。
それでも、追いつかない部分がありました。
リモートワークをするようになってから、チャットに指示や文章が残る為、仕事上の混乱が減りました。
いい事なのか分かりませんが、前より安心して仕事に取り組めるようになりました。
もちろん、ビデオ通話の時は、メモを以前と同じくとるようにしています。

面談や看護面談があるので安心

リモートワークに入ってから、自分の体調面がとても心配でした。
でも、面談や看護面談が定期的にあって、私の体調を会社の人が心配してくれるので、すぐに安心に変わりました。

終礼の体操で運動不足解消

終礼の時、みんなで体操を行います。
zoomのビデオ通話で、終礼が行われるのですが、その時、みんなで体操をします。
運動不足がそれでだいぶ和らいでいる気がしています。

逆に困った事

最初に言っておくと、困った事はほとんどないのですが、こんな気持ちが湧いてしまいました…

寂しい

リモートワークを始めて1ヶ月くらいは、私はとてもワクワクした気持ちで毎日を過ごしていました。みんなに会えなくなるという寂しさはなく、新しい事がとっても新鮮で楽しかったのを覚えています。
しかし、2ヶ月、3ヶ月経つとある感情が芽生えました。
それは「寂しさ」でした。
人に会えなくなるという事が、こんなに寂しいものとは思いませんでした。
そして、離れてみて初めて、TANOSHIKAのみんなの存在が、どれだけ自分にとって大きなものだったのかにも気付きました。

気持ちが落ち込んできた

リモートワーク導入後、しばらくして、一人暮らしを始めたこともあり、孤独感は一層強くなりました。その理由として、私がほとんど家を出なかった事があると思います。
なんと、三日間、外に出ない日とかありました。
それから、カーテンを閉めきり作業を行ったりしていました。
支援員さんや、病院の先生などにその事を指摘されて、改善してから、体調がだいぶ良くなりました。
指摘してくださった、支援員さんや病院の先生に感謝しています。
リモートワークをするにあたり、ある程度、自分の気持ちを整える為の工夫は必要なのだな、と学びになりました。

その他は、特に困る事はありませんでした。
これからも、自分で工夫しつつ「リモートワーク」に慣れて、「コロナ」と付き合っていきたいです。

リモートワークをしてから、本当に思う事

リモートワークを始めて、みんなに会えない寂しさが、正直あります。
でも、リモートワークをしなければ、気づけなかった幸せもありました。
例えば、私のチャットの発言にいいねを送ってくれるみんなの事、久しぶりと言いながら元気に笑顔で挨拶してくれるみんな、支援員さんの優しいあたたかい言葉など。
どれもとても小さな幸せですが、その一つ一つにとても助けられています。
そして、そんな小さなことですが、それらがある度に、本当に幸せを感じます。

まだまだ、コロナは続きそうですが、頑張って乗り越えたいです。
小さな幸せを噛み締めて、感謝して、前に進んでいきたいです。

最後に、今日、とても素敵な言葉に出会いました。

指原莉乃さんのツイッターの文章です。
新成人の方々に向けて送られた言葉ですが、とても感動しました。

「悲しいことがあった分きっといいことがあるんだと思います」

私はこの言葉にとても助けられました。

コロナで、とても辛いこと、悲しいことの連続でした。
でも、その先にはきっと、その分、嬉しいこと、楽しいことがある。
そう信じて、一生懸命生きていこうと思いました。

コロナ後にまたみんなとたくさん喋れる日を楽しみに。
きっとその日は、何にも変えがたい幸せな日になると思います!

そう信じて、リモートワーク、これからも頑張ります!!

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発達障害と双極性障害を持っています。20代女。 趣味:おしゃれ全般、資格取得、ネットサーフィン、文章を書くこと。 🤍noteも書いているよっ!