人は緊張するもの。緊張しない方法を探すよりも――

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こんにちは。TAMAOです。

僕は初対面の人と話すことが苦手ではありません。どちらかというと得意です。さらに人前で話すこと(スピーチなど)も苦手ではありません。こちらはとくに得意というほどではありませんが、緊張はしません。

でも、僕のこういった部分はけっして生まれ持ったものではありません。昔の僕は初対面の人と話すとなるとものすごく緊張していたし、人前で話をするなどもってのほかでした。

つまり僕が対人関係で緊張しないのは「慣れ」によるものです。

 

「緊張しやすいこの性格、どうにかならないものか」、このような悩みを持っている方は多いと思います。

人前で話さなければならないとき。

初対面の人と話すとき。

「話さなければ。何か話さなければ!」と思えば思うほど何も話せなくなってしまい、頭が真っ白になってしまう。

緊張とは厄介なものですね。

人はなぜ緊張するのでしょうか。そもそも「緊張」とは何でしょうか。

緊張とは
心や体が引き締まること。慣れない物事などに直面して、心が張りつめて体がかたくなること。「緊張をほぐす」「緊張した面もち」

相互の関係が悪くなり、争いが起こりそうな状態であること。「緊張が高まる」「緊張する国際情勢」

生理学で、筋肉や腱(けん)が一定の収縮状態を持続していること。

心理学で、ある行動への準備や、これから起こる現象・状況などを待ち受ける心の状態。

「緊張しやすくて悩んでいる」の場合の「緊張」は、1の「慣れない物事などに直面して、心が張りつめて体がかたくなること」ですね。

1.なぜ緊張するのか

人が緊張するのは、何か物事にぶつかったときに対策を講じるためです。

動物は、自分の身に何かが起きると脳内で興奮ホルモン『ノルアドレナリン』が分泌され、全身が緊張・興奮状態になります。これは「この状況は安全か、それとも危険か? どう対処するか? 立ち向かうか、それとも逃げるか?」を判断するにあたって全身を覚醒させ意識を集中することが必要だからです。

つまり緊張とは動物の防衛本能のひとつで、人前で緊張するのは、それに慣れていない人の場合、それを一種の危機と本能的に感じているからです。

心理的なことでいえば、人が緊張するのは「失敗したくないから」といっていいでしょう。さらに会話に限定していえば、「つまらない人と思われたくないから」「自分のせいでつまらない雰囲気になりたくないから」、このような理由ではないでしょうか。

2・緊張しないようになることはできるのか

結論からいえば、程度の差こそあれ今よりも緊張しないようになることはできます。程度の差とは、「まったく緊張しないようになった」という人もいれば「まだ緊張はするけれど、どうにかなるレベルになった」という人もいるといった具合です。

どのようにしてそうなるかはいったん置いておき(後述します)……まずは、

緊張するのは恥ずかしいことではない

緊張するのはまったく普通のことで、けっして恥ずかしいことなどではないと知ることが大切です。そして、多くの人が「緊張する」ということを、その息苦しさ、気恥ずかしさからマイナスに捉えがちですが、話している相手、見ている相手からすればマイナス面などまったく無いということを知っていただきたいと思います。

僕は過去にサービス業の店長職に就いており、たくさんの人を面接しました。そのとき間違いなく、緊張している人のほうが、緊張していない人よりも好感を持てました。緊張している人からは「新しいことに挑戦する、それに対する不安」を感じ、「緊張しているのに逃げずに頑張ろうとしている」という印象を受けました。そんな姿を見ると心から応援したくなったのです。そしてこれは面接に限らず、単なる初対面の人との会話にも感じたことです。

僕は「緊張」とは「頑張り」の表れだと思っています。だって頑張る気がないときは人は緊張しませんからね。

緊張するのなら予防線を張ってしまおう

みんなでカラオケに行くと、人によってはまず「私、下手ですけど……(笑)」と言ってから歌いはじめますよね。「私、今から歌いますけど、下手でも笑わないでくださいね」という予防線を張っているわけです。

これは会話にも有効です。とても有効です。緊張しているときにはものすごく有効です。

「私、実はいますごく緊張していて……」

予めこう言うと、相手の心には包容力のようなものが芽生えます。これによって「ああ、この人は恥ずかしがり屋なんだな」という印象を持たれるとともに口下手も許されるようになります。ちなみに恥ずかしがり屋さんはよい印象を持たれるものですよ。想像してみていただければわかると思います。恥ずかしがり屋さんに悪い印象は持ちませんよね? それどころか「かわいらしい」という印象すら与えるものです。

人前で話をする場面も同様です。「私、いまとても緊張していまして……。噛んでしまうことがあるかもしれませんが、大目に見ていただけると幸いです」と予防線を張っておけば、実際に噛んでしまっても何の問題もありません。

3.「恥ずかしい」という感覚

「いま、緊張していて……」、こう予防線を張っていても、やはり会話が続かなかったり噛んでしまったときは恥ずかしさを覚えるものでしょう。でもそれでいいのではないでしょうか? だって、こちらが恥ずかしいと感じていても、実は相手はそれを大したことと受け取ってはいないのですから。実際そうではありませんか? 話しているときに相手が緊張のあまり噛んでしまっても、こちらはそれを別になんとも思わない。そうではありませんか?

4.相手に、自分のありのままの姿を見せよう

対人関係で緊張しなくなるための、一発で効く魔法のような方法は、残念ながらありません。しかし人間は慣れる動物です。緊張するような場面を何度も経験することで、いつの間にか緊張を感じなくなるものです。

まずは、緊張していることを隠そうとしたり、自分の理想の姿を無理に演じるのをやめることから始めてみましょう。緊張していることを隠すのはとても難しいし、きっとほとんどの方に見破られてしまいます。そんな姿を見せることは却って相手に気を遣わせてしまうものなのです。

緊張していることも含めてありのままを見せること。それこそが好印象を与え、会話、対人関係を円滑にすることにつながります。

 

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