僕たちは、気づかないうちに人を傷つけているのかも【無知は罪なり】

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こんにちは。TAMAOです。

昔、ソクラテスさん(哲学者)がこう言ったそうです。

「無知は罪なり!」(正しくは「無知は罪なり 知は空虚なり 英知持つもの英雄なり」)

この「無知は罪なり」の捉え方はいろいろですが、ひとつの解釈として「知るべきことを知らないままで済ますのは、罪を犯すのと同じくらい愚かである」というのがあります。

また、こう解釈することもできると思います。

無知ゆえに、知らず知らずのうちに罪を犯すことがある(それを悪いことと知らないがゆえに)」

さて、僕は無知ゆえにたくさんの罪を犯してきました。その罪とは、「無知ゆえに、まったく気づかないうちに人を傷つけてきた」ということです。

たとえばこんな経験、ありませんか?

友人に、その人の癖のことを……

友人に、その人が持つ癖のことを何の気なしに話したら、「あの……それ、実は病気で……すごく気にしてて……」と言われてしまった。ほんの軽い気持ちで、悪気なく言ったことが、相手を傷つけてしまった……。

これはたとえばチック症を持っている人などに対してあることだと思います。

チック症とは「本人の意思に関係なく運動や発声が反復して起こる病態」で、まばたきをパチパチ繰り返す、頻繁に首をかしげる(ビートたけし氏が有名)、顔をしかめる(石原慎太郎氏が有名)などの運動チック、「フンフンフン」と鼻を鳴らす、「うっうっうっ」と声を出すなどの音声チックといった症状があります。

ビートたけし氏の首をかしげる動きはもはやトレードマークになっているし、ご本人はまったく、まーったく気にしていないでしょう。でも一般の人、それも目立つことが苦手な人の場合は、自分の意思ではどうにもならない体の動きはとても恥ずかしいものかもしれません。こちらはまったく悪気がなくても、「その動き、ビートたけしみたいだね」と言ったら、相手は傷つくかもしれません。チック症のことを知らないがゆえに(無知ゆえに)人を傷つける一例として、あることだと思います。

 

また、これは「無知ゆえに」とは少しちがいますが、

お年寄りに席をゆずったつもりが……

僕の父が、バスに乗っているときに親切な高校生に「どうぞ」と席をゆずってもらったそうです。

父はお礼を言ってその席に座らせてもらいましたが……実は傷ついたのだそうです。なんでも「おれはもう、人に『席をゆずってあげなきゃ!』と思わせてしまうように見えるのか……」だそうです。

いや、見えますよ。見えるんですよ。だってもう爺さんなのですから。外見的にも、そして年齢的にも(70歳ですもの)。でも本人はまだまだそんなつもりは全然ないようなのです。

このように、心からの親切ですらときとして人を傷つけることになるのですね。考えさせられることです。

何かのきっかけがあって、「無意識のうちに人を傷つけてしまったかも」と気づいたら

実は僕自身、ごく最近あったのです。内容は書きませんが、「しまった、あのときの何気なく発したひと言ってものすごく失礼だった」ということが。無知だったゆえのことでした。

どうしようかすごく考えました。考えたすえ、人に相談しました。「実はこれこれこういうことがあって、あの人を傷つけてしまったと思うんです」と。

すると「TAMAOさんはそれについて、どうしたいと思いますか?」ときかれたので、「できれば謝りたいです」と答えました。

「じゃあ三人で話しましょう」と言っていただき、その人を呼んで三人で話す場を設けてもらいました。

これがとてもよかったです。

実のところ相手の人は何も気にしておらず、僕の説明と謝罪をむしろ少し驚いたような表情で聞いていました。だから、考えようによっては僕の説明と謝罪は別にしなくてもよかったことだともいえます。しかし僕の心の中のモヤモヤ、いや罪の意識は見事に消し飛びました。

謝ることは素晴らしいこと

誰かに謝るのは、人によってはもしかしたら勇気の要ることかもしれません。しかし、「謝る」というのはとても素晴らしいことだと思います。「謝る」ということは相手に心を開くことで、相手に心を開くことで相手もこちらに心を開いてくれるからです。

そして誰かに謝るということは、その人に対していい加減な接し方をしていない証拠ではないでしょうか。謝ることで相手にそれが伝わることにもなるはずです。

 

悪気は一切なくても無知ゆえに誰かを傷つけてしまうことは、生きていればどうしても起きてしまうことだと思います。しかし、過ちに気づき、それを認め、そして謝ることができれば、その一連の出来事はむしろ「あってよかったこと」になるのではないでしょうか。それこそが、昔々どこかの誰かが言った「過ちから学ぶ」ということなのだと思います。

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2018.10.26

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