性格の形成には、血液型よりもDNAが影響している?

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こんにちは。TAMAOです。

僕は長い間、自分の血液型を確かめずに生きてきました。そして長い間「僕は几帳面で細かいことを気にするからA型だろう」、たまに「僕ってやつは我が強く、マイペース(自分のペースを変えたがらない)なところもあるからB型かも」なんて思っていました。僕は自分が「高確率でA型、まあもしかしたらもしかして、B型だろう。でもおそらくA型だけどね」と思いながら生きてきたのです。

その僕が3年ほど前、アレルギーの検査を受けようと病院へ行った際、「ついでだし、せっかくだから血液型を調べてもらおう」と思い立ち、血液検査をしてもらったところ……

なんと! まさかの! O型という結果が!

O型といえば「大らかな性格」というイメージがありますよね。僕の「几帳面で細かいことを気にする、我が強く、自分のペースを変えたがらない」という性格とは真逆のもののように思えます。

自分がO型であるという事実を突きつけられ、「そ、そんな! じゃあもっとO型らしくしないとダメじゃん!」と、よくわからないことを思いました。そのくらい、僕は血液型と性格の関係を信じていた(信じている)のです。

1.日本と外国の、「性格」に対する考え方のちがい

血液型占いは中国、韓国、台湾にもあるそうですが、発祥は日本なのだそうです。日本は昔からとにかく血液型と性格の関係を信じている国なのですよね。

ところが欧米では、血液型ではなく「DNA」こそが性格形成に影響していると考えられているそうです。そして、企業や軍においてDNA検査を人事で活用することも検討されているそうです。

「性格と血液型の関係を深く考えているのは日本人だけ」、そんなことを聞いたことはありますし、それを聞いたときは「へええ、そうなのかあ」とも思いました。でも僕も日本人ですから、やはり人の性格と血液型の関係はゼロとは思えないでいます。しかしそんな僕が暮らすこの日本において、「人の性格には、血液型ではなくDNAが大きく関与している」という研究結果が報告されているというではありませんか!

DNAとは

生物の細胞内で遺伝情報となる、デオキシリボ核酸の総称。遺伝子の本体。

DNA(遺伝子の本体)が性格形成に関わっているとはいえ、正確にはDNAが人の性格を作り上げているということではありません。DNAが脳内の『神経伝達物質』の作り方に影響を与え、その脳内神経伝達物質が、人の性格形成に大きく関わっているということになります。

2.三大神経伝達物質

ドーパミン
「快感ホルモン」。運動調節、ホルモン調節、快感、意欲、向上心、記憶、学習能力に関わる。

薬物やギャンブル、アルコールなどより過剰分泌されることがあり、これに慣れてしまうと通常の分泌量では足りなくなり、依存症状をみせることがある。結果として統合失調症、過食症などを引き起こすことになり得る。

過少分泌は物事への意欲・関心が弱まり、気力が湧かず、運動・学習・性欲などの機能が低下、またパーキンソン病の原因になることがある。

ノルアドレナリン
「怒り・ストレスホルモン」。ストレスに反応して、怒り・不安・恐怖などの感情を起こす。交感神経を刺激して心身を覚醒させる。これは、たとえば敵と対峙したときに、「戦うか、逃げる」の判断を脳に促すため。

過剰分泌されるとイライラしやすくなり、躁状態を引き起こすことにもなる。

過少分泌になると物事に対する反応が鈍り、抑うつ状態になりやすくなる。

セロトニン
「幸せホルモン」。ドーパミン、ノルアドレナリンの分泌量をコントロールし、精神を安定させる。血管の緊張、体温、睡眠にも大きく関わっている。

過剰分泌されると「セロトニン症候群」が引き起こされることがある。セロトニン症候群とは主に抗うつ薬の服用中に脳内のセロトニン濃度が過剰になることで生じる副作用のことで、吐き気や下痢、心拍数の増加、筋肉の痙攣、発汗、緊張、興奮などの症状が現れる。

過少分泌になると、神経が過敏になり不安感を覚えるなど精神が不安定な状態になる。これは不安障害やうつ病発症の要因となる。

DNAは「生命の設計図」といわれています。「人はそれぞれDNAに違いがあり、DNAの違いによって神経伝達物質の分泌具合も違う。神経伝達物質の分泌具合の違いによって、人の性格に違いが現れる」、これが先の研究の考え方です。

三つの神経伝達物質の中で、性格の形成にとくに関わっていると考えられているのはドーパミンとセロトニンです。

3.DNAを基にした性格の分類

DNAによる「ドーパミン」「セロトニン」の分泌のちがいによって、人の性格は大きく四つに分けることができるといわれています。

【A楽観・新奇性型】

(“新奇性”とは「目新しいさま、物珍しいさま」という意味)

セロトニンの働き:弱

ドーパミンの働き:強

傾向として好奇心が強いタイプ。活動的、積極的、社交的。人といるのが好き。楽観的、のん気な面がある一方で攻撃的なところも。

好奇心、活動的、積極的という面はドーパミンの働きが強いため。楽観的、攻撃的という面はセロトニンの働きが弱いため

【B慎重・新奇性型】

セロトニンの働き:強

ドーパミンの働き:強

リーダーになることに積極的なタイプ。自己評価も高い。これはドーパミンの働きが強いため。物事に対して熟慮を重ねる。これはセロトニンの働きが強いため。

傾向として、努力家だがストレスを溜め込みやすい。

【C楽観・地道型】

セロトニンの働き:弱

ドーパミンの働き:弱

脇役として周囲を調整するタイプ。謙虚で落ち着きがある。ドーパミンの働きが弱いため、傾向として、あまり積極的ではないが社交性はある。他人からの信頼を得ることができる人が多い。

セロトニンの働きが弱いため楽観的な一面もある。

【D慎重・地道型】

セロトニンの働き:強

ドーパミンの働き:弱

慎重に物事に取り組むタイプ。傾向として、自らをしっかり省みる。あまり不満を持たない。気分の浮き沈みも少なめ。これらはドーパミンの働きが弱く、セロトニンの働きが強いため。

他者からの評価に敏感な一面があることも。

4.「血液型と性格の関係に対するイメージ」と比べてみると

もちろん、この研究が言っているのは「DNAが人の性格形成の全てである」ということではないはずです。「そのような資質を持っている可能性がある」ということなのでしょう。

「DNAを基にした性格の分類」と「血液型による性格のイメージ」はどちらも四種類ですが、微妙な違いがあるところが面白いと思いました。「DNAによる性格診断」のようなものが一般人にも気軽にできたら楽しそうだと思うのですが、血液型のように簡単に調べることができないのが難点ですね。

参考:血液型より正確!? あなたの性格はDNAで決まっていた(現代ビジネス)

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ABOUTこの記事をかいた人

パニック障害歴9年、うつ病歴5年。いつも元気にパニクったり落ち込んだりしています。 愉快なパニック体験談、うつ病との飽くなき闘いを発信していきたいと思います。