アンガーマネジメント part4「べき」を手放すべき!

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こんにちは。TAMAOです。パニック障害、うつ病(寛解状態?)、境界性パーソナリティ障害(寛解状態)、強迫性障害、そして「爆発反応」という名の怒り発作持ちのTAMAOです。我ながらよくこんなに患ったものだと感心しています。

現在、「もうこれ以上、怒り発作で失敗をしたくない」という思いから、『アンガーマネジメント』を勉強中です。

1.怒りは4種類ある

怒りには次の4つのタイプがあります。どれも人間関係に支障をきたす恐れがあり、しっかり管理したいものばかりです。

①強度の高い怒り

爆発的な怒りです。いったん怒り出すと、周囲を気にすることなく、あるいは周囲のことを忘れて大声で怒鳴ったり、怒っていることを激しく表現します。相手に罵声を浴びせたり、とにかく気が鎮まるまで怒りをまき散らします。

②持続性のある怒り

いわゆる「根に持つ」というもので、いつまでも消えることなくくすぶり続ける怒りです。何度も何度も思い出しては怒りを再燃させます。はるか昔のことなのに怒りが消えず、「恨み」「憎しみ」という形に変化することもあります。

③頻発する怒り

頻繫に何かに対して怒りを覚えるというもので、周囲から「あの人はいつも不機嫌だ」「いつもイライラしている」と見られるタイプです。

④攻撃的な怒り

怒りにまかせて相手を攻撃したり、物を壁に投げつけたりといった衝動的な行動をとります。怒りの対象となる人(物)以外に対しても攻撃的になったり、激しく詰め寄ったりします。「①強度の高い怒り」に似ていますが、こちらは怒りを溜め込むことが多く、心の容器が崩壊すると一気に感情を爆発させます。また「自分を責める傾向がある」といった特徴があります。

 

自分が感じる怒りはどのタイプなのか、客観的に分析できるようになることも、アンガーマネジメントにおいて重要です。

2.前回のおさらい

さて前回、怒りを感じたときのための3つのことを学びました。

1.怒りのピーク、いわゆるブチ切れ状態はわずか6秒ほどである。その6秒をやりすごすことができれば、怒りをコントロールすることができる

2.「6秒」をやりすごすためにすべきことは、

①どんなことに対して怒りを感じたか、手の平に具体的に書く(すると6秒なんてあっという間に過ぎてしまう)

②いま感じている怒りは、10段階中のいくつであるか分析する

そして、とても大切なことは、

3.①、②をすることを忘れないために、まずは深呼吸をして我を取り戻す。日頃からストレスを感じたら深呼吸する癖をつける

 

これに加えて――ではありませんが、僕個人として、思ったことがあります。それは、

怒りやイライラを覚えているとき、人は『白昼夢』の中にいるのではないか?

ということです。

「白昼夢」とは「日中、目を覚ましたままで空想や想像を夢のように映像として見ること。またそのような非現実的な幻想にふけること」です。いわゆるボ~っとしている状態、心だけどこかに飛んでいる状態です。

上の4種類の怒りのうち、「①強度の高い怒り」は怒りの対象者が目の前にいることが多いですが、それ以外、とくに「②持続性のある怒り」の場合は過去のことを思い出して怒りを覚えているわけで、まさに白昼夢の状態だと思います。

 

白昼夢を打ち消すことはそれほど難しくありません。何か作業を始めて頭をいっぱいにしてしまえばいいのです。ほとんどの人は2つ以上のことで頭を働かせるなどという器用なことはできませんからね。

もしも「イライラしすぎて、他のことに頭を切り替えるなんてできない!」という場合は、やはりアンガーマネジメントの基本、「深呼吸をし、手の平に怒りの原因を書く。そして、いま感じている怒りは10段階中のいくつなのかを分析する」をしましょう。「いやいや、だから、イライラしすぎてそれができないんだよ!」という場合は――でもここが頑張りどころなのです。こここそが頑張りどころなのです。どうにかコツさえつかんでしまえば、あとは簡単になるはずです。例えば、鉄棒の逆上がり。はじめはものすごく難しくありませんでしたか? でもいったんコツをつかむと、「いままで何に手こずっていたんだろう?」と不思議になるくらい簡単にできるようになりますよね。それと同じです。その近道が「深呼吸する癖を身につける」になると思います。

ここさえクリアできれば、グッと生きやすくなります。

3.「べき」を手放すべき!

僕はお正月に『今年は、人に対してイライラしないようになるぞ』という目標を立てました。

このときの記事に、「僕はかつてものすごくテキパキした人間で、物事を要領よくこなせない人に対して、ものすごいじれったさを感じていた」ということを書きました。これは僕が物事に対して「もっとこうするべきだ」「このように要領よくするべきだ」という、「べき」を持っていたため、それをしない人に対して「不満」を感じていたわけですね。

『アンガーマネジメント』のプログラムには明確に「『べき』を手放すべき!」と書かれています。

この「べき」こそ、怒りという感情を生み出すものの正体なのですよね。

これを手放しましょう。といってもそんなに簡単にできることではないですよね。だからまずは自分の「べき」を見直し、少しずつ少しずつ、許容範囲を広げていく努力をしてみましょう。たとえば「自分にとって常識であることでも、人にとってはそうではないことが多い」、これを理解し、人を許す気持ちを持てるよう頑張ることから始めてみましょう。そうして少しずつ許容範囲を広げていき、やがては厄介な「べき」を手放しちゃいましょう!

4.今日のまとめ

・怒りは4種類ある

深呼吸をし、手の平に怒りの原因を書く。そして、いま感じている怒りは10段階中のいくつなのかを分析する、これを忘れないようにする

・イライラとくすぶる怒りは、他の事をして打ち消すことができる

・「べき」は手放すべき

 

怒りという感情は人間であれば誰もが覚える自然なものであり、『アンガーマネジメント』は決して「怒らないようにする」という性質のものではありません。ときとして「怒り」は新しい物を生み出す原動力にもなるし、「100%、マイナス感情だ」とはいえないのです。

『アンガーマネジメント』は、あくまでも「怒りによって間違いを起こさないように、怒りをコントロールする」というものです。

人間関係を円滑に保つために、よりよい生活を送っていくために、怒りというひとつの感情に支配されないようになりたいですね。

 

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