僕のうつ病、現在は寛解状態かもしれません。

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こんにちは。TAMAOです。今年の6月にパニック障害発症10周年を迎えるハッピーパニッカ―・TAMAOです。

9年間の、人生の冬眠

僕はパニック障害を発症してからというもの、約9年もの間、外に出て仕事に就くことができませんでした。パニック発作を恐れ、家に引きこもっていたのです。いま振り返ると、完全に人生の冬眠状態に入っていました。

 

やがてうつ病を併発し、僕の「冬眠状態」はますます深いものになっていきました。家にいるときは感情がほとんど動かず、生活用品などを買いにちょっとだけ外出すれば入った店の中でパニック発作を起こすという暮らしぶりでした。

当時の僕は在宅ライターのようなことをして小銭を稼ぎ、これといった楽しみのない、無感情な人間でした。窓際に置いてあるサボテンのほうがはるかに感情豊かだったと思います。すくすく育っていましたから。

 

一年前の今頃、何がきっかけになったのかは自分でもわからないのですが、ふと「外で働きたい」という気持ちが芽生えました。すぐに行動を起こし、仕事を見つけたのですが……

わずか二日でパニック発作を起こし、ダメになってしまいました。

外で働こうと行動を起こしたときは「僕はいま、前向きになっているんだ。うつ病は治ってきたんだ」とものすごい嬉しさを感じたのですが、すぐにダメになってしまったことで、その反動というべき強烈な落ち込み、まさに奈落の底に転落した心理状態になってしまいました。

けっきょく、それからまた「人生の冬眠状態」に陥ったのでした。

この一年間

再び冬眠から覚めたのは7ヶ月が経過した9月のことで、このときもどんなきっかけがあったのか自分でもわかりませんが、「もう一度、挑戦してみようかな」という気持ちが沸いてきました。

その気持ちが消えないうちにと行動を起こし、現在の職場と出会って、充実した日々を送っている――これが僕の、2018年2月から2019年2月の一年間です。

僕のうつ病、現在は寛解状態かもしれません

さて、僕は現在、自分のうつ病は寛解状態にあるのではないかと思っています。そう思う理由は、このAKARIというサイトに、「次はどんな記事を書こうか」「どういう書き方をすれば、(微力ながらも)皆様のお役に立てるだろうか」など、いろいろと考えることができるようになったからです。そしてそれが日々の目標、いや、大げさかもしれませんがちょっとした生き甲斐になっているからです。これは明らかに前向きな気持ちで、僕としては「前向きな気持ちを持つことができるうつ病患者なんていないんじゃないかな」と思ったんです。だから現在の僕はうつ病ではないんじゃないかな、そう思ったんです。

極端に言ってしまえば、「自分はうつ病じゃないぞ」と思えることができれば、その人はうつ病ではないと思います。うつ病はウイルス性の病気ではないので、その人が「自分はうつではない」と思えば、そうなのではないでしょうか。

心を活発に動かすことによって

おそらく僕の場合、外に出て仕事をするようになったことが大きいと思います。というかそれがすべてだと思います。

家の中で一人でいると感情が動きませんよね。

人間の感情は、「喜び・怒り・哀しみ・楽しさ・愛しみ・憎しみ」の6つ、または「幸福・驚き・恐怖・嫌悪・怒り・悲しみ」の6つであるといわれています(学者さんの考え方の違いによって二通りあるようです)。家に一人で何もせずにいると、まず「幸福」を感じません。「愛しみ」も感じません。また「驚き」「恐怖」も感じません(ホラー映画などを観れば多少は感じることもありますが)。

一方で「怒り」「憎しみ」のようなマイナス感情はなぜか簡単に芽生え、そして消えずにくすぶり続けます。僕の場合はこれがうつ病の原因だったと思います。

それが、外に出るようになってから、職場の人たちと接することによって「喜び」や「楽しさ」などのプラスの感情を覚えるようになりました。僕にとってこれがとても大きかったのだと思っています。

人と接することによって「喜び」や「楽しさ」といったプラス感情を覚える一方で、「怒り」や「悲しみ」、「嫌悪」といったマイナス感情を覚えることもあります。しかし、これも必要なことなのではないかと思います。6つの感情をすべて覚え、心を活発に動かすことが、人間の本来の姿なのではないかと思うのです。

僕の場合は、外に出ることによって心がよい方向へ向かいましたが

僕は、うつ病患者としては軽症の部類に入るのだと思います。ですので「僕は外に出ることによって気持ちが楽になったのだから、みなさんもそうしましょう」などと簡単に言うつもりはまったくありません。僕よりも症状の重い人がたくさんいることは重々承知しています。それこそ僕の想像も及ばないような辛さでしょう。しかし、「うつ病寛解へ向けて大切なのは、『6つの感情を覚え、心を活発に動かす』ことであるのは間違いないのでは」と思っています。

これから先、いろいろな論文、書籍、文献を読み、お役に立てる記事を書けたら、と思っています。それは僕自身のメンタルにもプラスに働く大切なことなのです。

でも、僕は相変わらずメンヘラです

『メンヘラ』とは「メンタル(精神的)ヘルス(健康)に問題を抱える人」を指す造語で、現在一般的に浸透していますよね。はい、僕はメンヘラです。間違いありません。うつ病が寛解状態にあるとしても、僕はまだ間違いなくメンヘラです。だいぶコントロールできるようになったとはいえ相変わらずパニック障害に悩まされているし、『爆発反応』といわれる感情の大爆発にたびたび襲われます(これを克服するために最近は『アンガーマネジメント(怒りの管理)』を学んでいます)。

しかし。僕はメンヘラですが、まちがいなく、思考はプラス方向へ向いているメンヘラです。

現代は10人に1人がメンヘラだそうじゃないですか。僕の周りにもメンヘラ仲間がたくさんいます。

怖いことは何もないですよね!

 

……もちろんしんどいですけどね。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

パニック障害歴9年、うつ病歴5年。いつも元気にパニクったり落ち込んだりしています。 愉快なパニック体験談、うつ病との飽くなき闘いを発信していきたいと思います。