ショートスリーパーとロングスリーパー

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こんにちは。TAMAOです。今日は僕の疾患コレクションからすこし離れて、「眠り」について書いていこうと思います。

 

一般的な成人の平均睡眠時間は7~9時間といわれています。平均よりも睡眠時間が短い人、睡眠時間が毎日5時間未満の人を『ショートスリーパー』、逆に長い睡眠時間を必要とする人、基本的に毎日9時間以上睡眠をとる人を『ロングスリーパー』といいます。そして平均的な睡眠時間で日々を送っている人は『バリュアブルスリーパー』となります。

ただし、医学者が定義する『ショートスリーパー』『ロングスリーパー』は、実際にとっている睡眠時間によるものではありません。その人にとっての「必要な睡眠時間の長さ」で決められます。たとえば毎日5時間ほどの睡眠時間でも、本当は眠り足りず日中つねに眠気を感じていたり、休日になるとそれを取り戻すかのように寝だめをするような人はショートスリーパーではありません。そして基本的に毎日9時間以上の睡眠をとっているけれども、何か用事があるきなどはそれ未満の時間で起き、それで日中しっかり過ごせるのであれば完全なロングスリーパーではない可能性があります。つまりショートスリーパーとは5時間未満の睡眠で充分な人、ロングスリーパーとは絶対に9時間以上の睡眠が必要な人ということです。

1.『ショートスリーパー』『ロングスリーパー』になる素因

人の睡眠サイクルは50%が先天的な体質、つまり遺伝子レベルで備わっているもので、残りの50%が加齢や生活習慣によるものといわれています。これは「夜の眠くなる時間帯」「朝、目が覚める時間帯」、つまり「どちらかというと夜型人間か、昼型人間か」ということにもいえることです。

2.睡眠時間と人の性格には関係がある?

「ある」という研究報告があります。それによると、

①『ショートスリーパー』には、外交的で活動的、仕事に対しても野心的、大らかな性格の人が多い

全ての人に全ての特徴が当てはまるわけではありませんが、そのような傾向が見られるそうです。たとえば、ショートスリーパーとして知られる有名人を数名挙げてみると、

・明石家さんま氏

・武井壮氏

・中居正広氏

・孫正義氏

エネルギッシュな方ばかりですね。「外交的で活動的、仕事に対しても野心的、大らかな性格」、すべて当てはまっているのではないでしょうか。

一方、

②『ロングスリーパー』には、クリエイティブな思考を持ち、繊細で、どちらかというと内向的な性格の人が多い

ロングスリーパーの代表的な有名人は、

・アルベルト・アインシュタイン氏

・水木しげる氏

・タイガー・ウッズ氏

・イチロー氏

などそうそうたる名前が挙がります「現代物理学の父」と評されるアインシュタイン氏、妖怪漫画の第一人者である水木しげる氏。明らかにクリエイティブですね! そしてウッズ氏、イチロー氏。やはりアスリートは自分との戦い、プレッシャーとの戦いの連続であり、繊細な人が多いと聞きます。一流選手にロングスリーパーが多いというのも実に納得できる話です。

3.『ショートスリーパー』と『ロングスリーパー』、眠りのちがいは?

ショートスリーパーとロングスリーパーの眠りの「質」の差は、ズバリ無いのだそうです。では、ショートスリーパーとロングスリーパーの眠りは何がちがうのかというと、「レム睡眠」の長さです。

睡眠には「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」の二つがあります。

①レム睡眠とは

レム睡眠は「身体を休める睡眠」と呼ばれています。

レム睡眠は、身体は休んでいますが、睡眠中も外敵に対してすぐに行動できるように脳の覚醒状態を持続させるという、動物の本能的な眠り方です。夢を見るのはこのときで、その直後に覚醒すると(目を覚ますと)見た夢を明確に覚えていることがあります。

②ノンレム睡眠とは

ノンレム睡眠は「脳を休める睡眠」です。

知覚、思考、記憶を司る大脳皮質や、身体の活動の際に活発になる交感神経を休ませます。寝汗をかくのもこのときで、これは脳を冷却するために身体が熱を放出することによって起こります。

 

人間は一晩の睡眠の中でレム睡眠とノンレム睡眠を5~6回繰り返すと言われています。そしてロングスリーパーは、レム睡眠の時間が長い、つまり脳を休めている時間が長い、つまりつまり、いわゆる「じっくり熟睡している時間」が長いことがわかっています。ロングスリーパーには繊細な人が多く、そのような人は心理的ストレスを解消するために長いレム睡眠が必要なのだと考えられています。ふむ! 実に納得できる話ですね。

4.おわりに。『ショートスリーパー』も『ロングスリーパー』も病気ではありません。

ショートスリーパーを『睡眠障害』、ロングスリーパーを『過眠症』と捉えてしまっている方もいるようです。しかしショートスリーパー、ロングスリーパーともに病気ではありません。言うなれば「体質」です。「夜、眠ろうとしても極端に短い睡眠しかとれず(眠れず)、疲れが取れずに日中ツライ」、または「長すぎるほど眠っているのに、日中もまだ眠くて仕方がない」などの場合は何らかの障害が考えられます。この場合は一度、医師の診察を受けるほうがよいかもしれません。しかし平均より睡眠時間が短い、あるいは長くても、それで日中の生活に支障がなければ、とくに心配する必要はありません。

 

お友達から「私、ロングスリーパーなんです……」と相談を受け、この記事を書きました。大丈夫、「寝る子は育つ」です。これからもよく寝ましょう!

 

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ABOUTこの記事をかいた人

パニック障害歴9年、うつ病歴5年。いつも元気にパニクったり落ち込んだりしています。 愉快なパニック体験談、うつ病との飽くなき闘いを発信していきたいと思います。