僕に破壊された家電製品たち

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「破壊衝動」という言葉を調べてみると、「様々な事柄が原因となって主に発作的に沸き起こる衝動であり、そこから物事を破壊したり暴れるといった行為を起こす」とありました。

僕の困った症状に丸々当てはまります。

「発作的に沸き起こる衝動」。

まさにその通りです。「これを壊したい、壊してやる」ではなく、ハッと気づいたときにはもう壊しちゃってるんですよね。

壊してから、「ああ、やってしまった……」と後悔することになるのです。

 

パニック発作に襲われた僕によって破壊された家電製品は数多くあります。

炊飯器、ドライヤー、こたつ、プレステ2、ニンテンドーDS、もうひとつ炊飯器……

家電製品以外にも、お皿(何枚も)、ケトル、サーモスの水筒、衣装ケース……

とにかくパニック発作に襲われたときに僕の手にあったものは、ことごとく破壊されました。

炊飯器は釜を頭突きで凹まされ、ドライヤーは壁に投げつけられ、こたつはひっくり返されて四本の脚を根元から折られ、プレステ2とニンテンドーDSは僕の頭にガンガン叩きつけられ……

お皿は床に叩きつけられて粉々になり、ケトルはパンチでへこまされ、サーモスの水筒はアスファルトに叩きつけられ、衣装ケースは蹴りで穴を開けられ……

 

僕はパニックを起こすととにかく暴れるようです。

過呼吸を起こしながらわけもわからず暴れまくり、体力が尽きてへたり込むまで、とにかく暴れ続けるようです。

やがて、ハアハアゼエゼエいいながら目を向けると、そこには無残な姿の家電製品、食器などが。

僕自身もケガをします。衣装ケースを蹴り破ったときは足が血まみれになったし、物を頭に叩きつけたりするので頭から血が出ていたことも何度もあります。

そして、深い深い後悔と自己嫌悪に苛まれるのです。

 

二つめの炊飯器を破壊してようやく、僕は通院を開始しました。

最初の破壊衝動に襲われてからかなりの年月が経っていました。

それまで頑なに病院に行かなかったのは、自分のことをただの癇癪持ちだと思っていたからです。ちょっと癇癪が激しいだけだと。

外出時にときどき頭の混乱が起きるようになってきていましたが、まだ当時はそれがパニック障害によるパニック発作だとは考えていなかったのです。そしてそれほど大ごとだとは考えなかったのです。

でも、買ったその日に新品の炊飯器を破壊して、「ちょっとただ事じゃないのかも」と思ったんです。いま振り返ればすごくすごく前からただ事じゃなかったのに。

 

いや~、病院にしっかり通い、自分に合った薬をちゃんと飲み続けてきて、いまは我ながら別人のように、というかすっかり別人になったと思います。

もう家電製品も何も絶対に破壊しないですよ。勿体ないですものね!

 

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2018.10.26

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パニック障害歴9年、うつ病歴5年。いつも元気にパニクったり落ち込んだりしています。 愉快なパニック体験談、うつ病との飽くなき闘いを発信していきたいと思います。