「自立とは、依存先を増やすこと」 うつ病生活サバイバル 僕の場合

自立とは、依存先を増やすこと

1.自立と依存

 「自立とは、依存先を増やすこと」という言葉があります。この言葉は、幼いときに脳性まひの障害を負いながらも、大学進学を機に親元を離れ一人暮らしを始め、医学部を卒業、現在は小児科医をしている熊谷晋一郎さんの言葉です。

 2011年の東日本大震災のとき、熊谷さんは、職場である5階の研究室から逃げ遅れてしまいました。なぜかというと、エレベーターが止まってしまったからです。そのとき、熊谷さんは自分が逃げることを可能とする「依存先」が、自分にはエレベーターしかないことに気が付きました。他の人は、階段やはしごで逃げることができるのです。

 これが、障害の本質だと熊谷さんは述べています。障害者というのは、「何か困ったときに依存先が限られて困っている人たち」のことだと言うのです。

 反対に、健常者は困ったときに助けてもらう依存先がたくさんあります。依存先がたくさんあるからこそ、健常者は自立した生活を送ることができると熊谷さんは考えているのです。

2.僕の場合

 僕も、「自立とは、依存先を増やすこと」という言葉はとても重要だと思います。僕自身もうつ病を患って長いですが、依存先がたくさんあります。僕の依存先は何かというと、趣味です。

 僕は多趣味です。ゲーム、読書、映画鑑賞、海外ドラマ鑑賞、野球観戦、ライブに行ったり、そして仕事が終わったら、近くの市民プールにいったり、ジムで運動したりと、いろんなことをして、充実した生活を送っています。

 何か、苦しいことがあったり、落ち込んだりしたことがあっても、「何か今やりたいこと」が日々、頭に思いつくため、その分、乗り切ることができるのです。

 しかし、多趣味なため、お金はかかります。結構、毎日、厳しいです。そのため、家計簿でお金をきっちりと管理してします。

 ときどき、お金がどうしても無いときがあります。そのときは、「計画的引きこもり」です。家から、一歩も出ません。家で、ゲームしたり、映画を観たりしています。

3.充実した日々でも・・・

 充実した日々でも、犠牲にしたものもありました。それは人間関係です。友だちは全くいないとまでは言いませんが、少ない方です。

 昔は、友人と飲みに行ったり、好きな女の子を誘って遊びに行ったりすることが何より大事だと思っていました。

 でも、最近は、交際費にかけるお金はありません。友人と飲みに行ったりするお金はありません。それが、結構、悲しいです。

4.僕の夢

 そんな僕ですが、最近、夢があります。それは「家族を持つ」こと。僕も今年で34歳です。昔は結婚願望は全くなかったですが、最近は素直に「結婚したい」と思うようになりました。そんな中、最近、「婚活パーティー」というものに参加しました。とはいっても、普通の婚活パーティーではありません。障害を持つ人だけが参加できるパーティーです。

 最近は、そういったものもあるのですね。次回は、このパーティーに参加した模様を書いてみたいと思います。

 いつか、素晴らしいパートナーできて、人間関係の面でも充実した日々が過ごせることができたら嬉しいです。

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です