統合失調症で体を壊したこと

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1.はじめに

統合失調症の主な症状として、幻聴・幻覚、加えて認知機能障害があります。しかしながら統合失調症になると、心理的に不安定になったり、なにかしらの体の症状にも悩まされます。今回は、私が体験した”体”の症状について紹介したいと思います。

2.めっちゃ眠い

とんでもなく眠い、という時期が1年ほど続きました。もともと朝に弱い性質でしたが、「朝に弱い」という言葉で済むレベルではなかったのです。夜は21時くらいに寝て起きるのは翌昼の12時というような睡眠で十分に睡眠を取っていたように思いますが、起きても眠く昼寝もするような生活で、一日中ぼーっとしていたことを覚えています。身内や親戚はそんな私を見て早起きさせようとしたりどこかへ連れて行ってくれたりしていましたが、気分は全く軽やかになることはなく、ただひたすら眠いとだけ思っていたのでした。本格的に困ったのは仕事を再びするようになってからで、朝は遅刻ぎりぎりで仕事中も眠く、たまに上司に許しを得て軽く眠るときもありました。

3.めっちゃ太った

わたしの身長は167cmで適正体重は60kgちょいぐらいだと思いますが、今は70kg少しあります。大学に通っていた時は登山をしており、一番からだがたくましかったときで体重56kgの体脂肪率7%でした。細くてそれなりに筋肉のあるからだをしていたのですが、統合失調症が悪化して入院した時に、一気に太りました。2か月強入院していましたが、その短期間で10kg以上増えたんだと思います。原因は、閉鎖病棟でろくに運動することもなく眠り続けていたことだと思います。その後、食事制限をしたり仕事のストレスも原因で再び10kg痩せることもできましたが、再発してまた太ってしまっています。今は薬の量もだいぶ少ないので運動不足が痩せない理由かもしれませんが、今はまだ運動を継続して行うほどの気力はありません。でも、気持ち的には早くこの太ったからだをなんとかして、恥ずかしさから逃れたいと思っています。

4.めっちゃ頭まわらない

先ほどの眠さと関連しますが、統合失調症が落ち着くまでの間は、ろくに頭がまわりませんでした。特に資格を持っていないので資格の勉強をしようとしましたが、内容がろくに頭に入らなくてすぐに挫折しました。仕事に就いて知識や技術を吸収しないといけないときはメモをたくさん取っていましたが、あとからメモを見ても書いてあることがよくわからず、上司に繰り返し質問をしてしまっていました。一度定職に就いたときに勉強していたときも、眠さの方が強くて、活字を読むことが苦痛でなりませんでした。詳しくないのでわかりませんが、このようなことは脳の認知機能障害だったのかもしれません。長い間苦しみましたが、いまは幸いなことに再び勉強できるほどに脳が回復しました。

5.めっちゃ年齢以上に老けている

太っていることや頭の回転速度が遅くなったこともそうですが、普通の病気にかかりやすくなりました。この半年で3回も風邪を引きましたし、持病の喘息の発作がたびたび出るようになりました。からだが弱っているのを気にしているので、最近は養命酒を飲んでいます。養命酒なんて30歳の男が飲むものじゃないような気がします。他にも顔の表情とか、白髪の数とか、集中力とか、根気とか、いろんなところが歳相応ではないと思っています。気持ちの問題かもしれませんが、本当に歳相応でないことをけっこう気にしてがっかりしたりもしています。

6.終わりに

心理面や脳の不調についての記事は多い一方で体の症状についての情報は少なかったので、今回は体についてだけ書いてみました。いかがだったでしょうか。統合失調症は脳機能の異常による精神疾患ですが、患者の多くは私のようにからだの不調でも悩んでいるのではないかと思います。統合失調症というものは、本当にいろんな症状が混ざった合併症だと感じます。この4月から精神障碍者の雇用が改善される法律が適用されるとのことですが、統合失調症の人が居場所を持てるような社会に変わっていってほしいなと強く感じます。以上で本記事は終わりです、乱文失礼しました。

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ABOUTこの記事をかいた人

30代になりたて、統合失調症&適応障害持ちの、元教職員です。生物学が好きで、TANOSHIKAの仕事でなぜなに生物学を企画したり別に生物サイトを立ち上げたりしています。生物学習サイト「高校生物の学び舎」をはじめました。(↓のwebsiteをクリックで閲覧できます)