大学で大変だった授業 「社会調査」

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1.はじめに

 ちょっと大学時代を振り返ってみます。大学の授業で一番大変だった授業と言えば、「社会調査」の授業でした。社会調査は必修の授業で、必ず受講し、単位も取らないと、卒業できません。

 社会調査とは簡単に言うと、インタビューやアンケートのことです。でも社会調査は大きく二つに分かれていて、おもに数に関する統計的な事柄を扱う「量的調査」、そして数ではなく観察や文書などに関する事柄に着目する「質的調査」の、2種類に分かれています。

2.商店街でインタビュー

 さて、この授業で最後にやる課題が大変だったのです。近くの商店街に出向いて、店主にインタビューして、その調査結果をまとめる、といったものでした。

 あらかじめ質問する項目は決められてはいましたが、いきなり店に出向いて学生証を見せて、質問するのです。なかには、答えてくれない人もいました。きちんと丁寧に答えてくれる方もいました。

 よく覚えてはいませんが、確か質問する項目は以下の通りだったと思います。

・経営者の年齢

・創業して何年か?

・今の店主が何代目か?

・この場所で開業する前にどこか他の土地で開業してなかったか?

などを質問します。

 この調査で分かったことは、今、営業している場所とは違う別の場所で創業をしている商店が意外と多かった、ということです。

 社会調査は結構大変です。まず質問する「問いかけ」の言葉も気をつけなくてはいけません。恣意的ではないか、誘導してはないか、などです。ある研究によれば世に出ている社会調査の半分は、何かしら問題があるとも言われれいます。

 インタビューした商店は、だいたい20店舗ほどで、それを最終的にまとめなくてはいけません。それをまとめる作業も大変でした。

 しかし、何とかまとめ、無事、単位を取ることができました!

 僕は資格を持ってはいませんが、大学で社会調査に関する科目を履修すると「社会調査士」、大学院では「専門調査士」の資格を取得することができます。これらは2003年に生まれた資格で、社会調査の知識や技術を用いて、世論や市場動向、社会事象をとらえることのできる能力を有する「調査の専門家」と言ってよいかもしれません。

3.社会調査の実情

 近年では、個人情報保護の観点から、社会調査への回答の拒否などが問題となっています。国勢調査でさえ、東京都心部では30%の回答が回収されていないらしいです。

 またアメリカでは、伝統ある世論調査会社がいくつかありますが、日本では新聞社などが、世論調査を直接行うため、あまり大きな会社はありません。

 世論調査には問題が多いです。ランダムで電話番号を発生させますが、固定電話にかけられることが多いです。しかし、最近では固定電話を持っていなかったり、持っていても、日中、家にいる主婦が多く回答したりと、サンプルの偏りもあったりします。

 ですが、社会調査は、この社会の動きを知るうえでも、とても重要なことです。あなたももし問い合わせがあったら、是非とも協力してあげてくださいね!

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2018.10.25

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