登山の思い出:白銀編

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【1】白銀編の概要

 ぼくは冬山登山の世界のことを、「白銀の世界」と表します。一面真っ白の世界を仲間とともに歩く、それはとても素敵な体験でした。そんな白銀での体験を、今回は綴りたいと思います。

【2】足が深くはまる

 冬山を歩いていて気づいたのが、太い樹木のすぐ傍を踏むと足が深くはまることでした。木々の中を歩いていたときなんかは、自分も仲間もたまにやられるときがありました。氷点下の世界ですが、樹木は凍ってなくて、いくらかの熱があるのでしょう。背負っている荷物が重く大きいので、足が深くはまったときは大変でした。

【3】テント場を整える

 一日の行動が終わってテントを設営するとき、それも楽しみの一つでした。そのまま設営すると足場が悪いので、まず足場を整えることから始めます。手持ちのシャベルで平らな雪面ををひたすら叩きます。ぺったんこぺったんこ、という具合ですが、相当疲れた状態でやるので、自分を鼓舞するために奇声をあげながら叩くときもありました。日々の鬱憤を晴らすかのように叩きました。なお、机や椅子、トイレもテント前で作りました。

【4】寒すぎて眠れない

 雪山登山を始めた当初は、あまりの寒さに夜中眠ることができませんでした。テントの中で寝るのですが、下地はテントの生地と薄い銀マットです。その上に寝袋で寝るのですが、背中からの冷気があまりにもやばすぎて、眠れなかったのです。あるとき、無人小屋の中で眠れる時があり、暖かいかなと期待していたのですが、その逆でキンキンに冷えていました。小さなテントの方が気密性があってましだったようです。

【5】本当に誰もいない

 雪のないシーズンはそれなりに登山者がいて、すれ違いの時に挨拶をすることも多いのですが、冬シーズンですれ違うことは、ほぼほぼありませんでした。本当に誰もおらず、雄大で精美な世界を、あたかも独り占めできているような感覚は、とても満足のいくものでした。それなりの経験のある仲間とでないと絶対に来ることのできない世界です。スキー場とは違います。たくさんの写真を撮って、下山後に友人に見せましたが、あまり共感してくれる人はいませんでした。でも、冬山のてっぺんは本当に感動しました。

【6】終わりに

 冬山にまた行きたいなと思いますが、九州だとなかなか難しいですね。

終わり

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ABOUTこの記事をかいた人

30代になりたて、統合失調症&適応障害持ちの、元教職員です。生物学が好きで、TANOSHIKAの仕事でなぜなに生物学を企画したり別に生物サイトを立ち上げたりしています。生物学習サイト「高校生物の学び舎」をはじめました。(↓のwebsiteをクリックで閲覧できます)