「3度目の統合失調症再発からの回復過程」

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私は3回統合失調症を再発しました。発症時や1回目と2回目の再発のときはあまりなかったのですが、3度目の再発のときは日常生活に支障が出るくらいまで病状が重くなりました。ここでは3度目の再発の兆候からTANOSHIKAに通い始めるまでの過程を書いてみたいと思います。

~わたしの統合失調症の再発の兆候~

 再発の兆候は、それまで経験したことのないことでした。「記憶の不連続」という症状が、仕事から家に帰ってきてから度々起きていました。仕事で失敗をしたり苦い思いをしたその瞬間は特に問題なくやり過ごせるのですが、家に帰ってくるとそれを強いストレスと感じ、人格が変わる症状が起きていました。私の場合、人格が変わるときの記憶はあったりなかったりで、主治医に症状を訴えても診断がつきませんでしたが、ブログで紹介している「解離障害」と似たような現象が起きていたように思います。

~再発した当初の症状~

 再発した当初は、からだが動かないことと頭が働かないことが特徴でした。仕事に行こうという気持ちはありましたが、からだが拒否するかのように動きませんでした。また、頭がうまく働かず、職場で迷惑をかけていることばかり考えていました。2か月休職しましたが退職となり、その手続きもぼんやりとしたなかで行いました。今となっては、この頃の記憶はほとんどありません。

~症状が安定するまで引きこもった日々~

 仕事を辞めて実家に帰ってきてからも、長い間刺激を避けて生活していました。人混みは恐怖だったので、外に出ることができませんでした。明るさも刺激だったので、昼間でもカーテンを閉め、夜も自室の電気をつけることはありませんでした。ご飯を少しだけ食べて、あとは寝るだけ、そんな生活を実家に帰ってから1か月くらいは続けていました。

~わたしが刺激に慣れるまでの過程~

 徐々に刺激に慣れてきたことは今でもよく覚えています。まず、スマートフォンでブルーライトカットの設定をしなくても済むようになりました。夕食後も少しずつ体が動くようになりました。夕食後に自室の電気をつけても平気になりました。人混みに少しずつ慣れ、はじめは小さな本屋からでしたが、やがてはショッピングモールでも平気になりました。自発的に家事を手伝うようになりました。はじめは、夕方に洗濯物を自宅に入れることぐらいから、やがて飼い犬の散歩、また母の料理を手伝うようになりました。次第に自宅に引きこもることに退屈を感じるようになり、市役所の生活自立支援センターに通って、再び社会に出る方法を探し始めました。就労支援施設や就労継続施設B型の見学に行ったり、作業を体験することもできるようになりました。最終的には、主治医の勧めで就労継続施設A型を探し、現在のTANOSHIKAで働きはじめたところです。この過程では、6ヶ月の時間がかかりました。以前の再発では、2、3ヶ月で復職していましたが、思い返すとそれがからだに無理を強いていたように思います。本やインターネットを見ると、回復に数年はかかるということをよく見るので、私は早い方かもしれません。TANOSHIKAでの仕事もリハビリなので、寛解に至るまではまだまだ時間がかかりそうです。

~まとめ~

 統合失調症の治療には、ものすごく長い時間がかかります。私が読んだ本では、数年単位だと書いてありました。もちろん、人によって回復にかかる時間はことなりますし、寛解できる人もいれば再発する人もいます。ですが、治療には焦らずじっくり時間をかけた方がいいです。私もしばらくはゆっくりとしたペースで仕事をしたいと思います。

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ABOUTこの記事をかいた人

30代になりたて、統合失調症&適応障害持ちの、元教職員です。生物学が好きで、TANOSHIKAの仕事でなぜなに生物学を企画したり別に生物サイトを立ち上げたりしています。生物学習サイト「高校生物の学び舎」をはじめました。(↓のwebsiteをクリックで閲覧できます)